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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 - Software Development Kit APIリファレンス


2.2.3 destroyAjsCdApiメソッド

〈この項の構成〉

(1) 説明

AjsCdApiインターフェースを実装したクラスインスタンスを破棄します。

このインスタンスがすでに破棄されている場合は,ログにメッセージを出力して処理を中断します。この場合,例外は発生しません。

なお,本メソッドは,logoutメソッドまたはlogoutAllメソッドで,ログインしているすべてのJP1/AJS3 - Managerからログアウトしたあとに呼び出してください。

(2) 形式

public void destroyAjsCdApi(
  java.lang.String id) throws AjsCdException
強制破棄する場合
public void destroyAjsCdApi(
  java.lang.String id,
  DestroyOption option) throws AjsCdException

(3) 実行権限

なし。

(4) 引数

引数名

省略

説明

id

不可

AjsCdApiインターフェースを実装したクラスインスタンスを識別するための文字列(識別子)を1〜2048バイトで指定します。なお,バイト数は本製品が動作するJavaのデフォルトエンコーディングでのバイト数となります。

AjsCdインターフェースを実装したインスタンス内でユニークな値を指定してください。

なお,ここで指定した識別子は公開トレースログや内部ログに出力されます。

option

通常は本オプションは省略します。本オプションを省略した場合,実行中のAPIが終了したあと,AjsCdApiインターフェースを実装したクラスインスタンスを破棄します。

緊急時にAPI処理中にかかわらず強制的にAjsCdApiインターフェースを終了したい場合にだけ,「強制破棄」を指定してください。

「強制破棄」を指定した場合,処理中のAPIはすべて強制的に破棄されます。このため,APIの戻り値は保証されません。また,処理中のAPIでKNAK1501-Eのメッセージを出力するエラーが発生するおそれがあります。APIの処理がどこまで反映されているかを確認してください。

指定できる値と内容については,「付録A.1 (11)DestroyOption」を参照してください。

(5) 戻り値

なし。

(6) 例外

例外が発生した場合,このメソッドは例外クラス(AjsCdException)を送出します。