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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 メッセージ2


KNAC1508-E

An error occurred while accessing the database.:保守情報1:保守情報2

データベースアクセス中にエラーが発生しました:保守情報1:保守情報2

データベースへのアクセス中にエラーが発生しました。

(S)

組み込みDBとの接続が切断されていた場合は,組み込みDBと再接続します。

再接続に成功した場合はメッセージKNAC1520-Iを出力し,処理を続行します。

再接続に失敗した場合,および上記に該当しない場合は処理を中断します。

(O)

クラスタ構成の論理ホストの待機系で,JP1/AJS3サービス起動時にこのメッセージが出力された場合は,組み込みDBをセットアップしたあと,実行系の共通定義情報を待機系に設定していないことが考えられます。該当する論理ホストの共通定義情報が,実行系と待機系で一致しているか確認してください。一致していない場合は,実行系の共通定義情報を待機系に設定してください。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 8.2.3 共通定義情報変更時の作業」(Windowsの場合)またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 17.2.3 共通定義情報変更時の作業」(UNIXの場合)を参照してください。

ajsagtaddコマンド,ajsagtaltコマンド,およびajsagtdelコマンドを実行した際にこのメッセージが出力された場合は,組み込みDBとの接続が切断されたことが考えられます。このメッセージの直後にメッセージKNAC1520-Iが出力されている場合は,このメッセージによる問題はありません。コマンドが異常終了した場合は,組み込みDBが稼働していることを確認したあと,コマンドを再実行してください。

エージェント自動定義機能を使用し,定義されていない実行エージェントに対してジョブを実行した際にこのメッセージが出力された場合は,組み込みDBとの接続が切断されたことが考えられます。このメッセージの直後にメッセージKNAC1520-Iが出力されている場合は,このメッセージによる問題はありません。ジョブが異常終了した場合は,組み込みDBが稼働していることを確認したあと,ジョブを再実行してください。

上記に該当しない場合は,直前に出力されるメッセージの対処に従ってください。

直前にメッセージが出力されていない場合は,資料を採取し,システム管理者に連絡してください。

採取する資料については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」およびマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.4 資料の採取方法」を参照してください。