はじめに
このマニュアルは,JP1/Automatic Job Management System 3(以降,JP1/AJS3と省略します)のメッセージの形式,メッセージ(KAJS〜KAVTで始まるメッセージ),対処方法などを説明したものです。
■ 対象読者
このマニュアルは次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。
-
JP1/AJS3を使ったジョブの自動運転システムを運用しようと考えている方,または運用するために設計する方
-
JP1/AJS3を使ったジョブの自動運転システムを運用する方
■ マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章から構成されています。
なお,このマニュアルは各OS(Operating System)に共通のマニュアルです。OSごとに差異がある場合は,本文中でそのつど内容を書き分けています。
- 第1章 JP1/AJS3のメッセージの概要
-
JP1/AJS3,JP1/Base,およびJP1/IMが出力するメッセージの記載先について説明しています。また,JP1/AJS3のメッセージの形式,出力先の一覧,およびWindowsイベントログとsyslogの一覧について説明しています。
- 第2章 メッセージ一覧
-
JP1/AJS3が出力するメッセージ(KAJS〜KAVTで始まるメッセージ)と対処方法について説明しています。
■ JP1 Version 8での製品体系変更について
JP1 Version 8では,JP1/AJS2の製品体系に次の変更がありました。
-
JP1/AJS2 - Advanced Managerは廃止されました。JP1/AJS2 - Advanced Managerが提供していた組み込みデータベースは,JP1 Version 8では,JP1/AJS2 - Managerに同梱されています。
-
JP1/AJS2 - Light Editionは廃止されました。
-
JP1/AJS2 - Client Toolkitは廃止されました。
-
JP1/AJS2 - Viewは,Windows版だけの提供となりました。
■ JP1/AJS3のマニュアル体系とマニュアルの使い分けについて
JP1/AJS3のマニュアルは,14冊に分かれています。各マニュアルは,主に次の内容について記載しています。
なお,ここでのマニュアル名称は「JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3」を省略しています。
項番 |
マニュアル名 |
記載内容 |
---|---|---|
1 |
入門 (3021-3-101) |
|
2 |
導入ガイド (3021-3-102) |
|
3 |
設計ガイド(システム構築編) (3021-3-103) |
|
4 |
設計ガイド(業務設計編) (3021-3-104) |
|
5 |
構築ガイド1 (3021-3-105) |
|
6 |
構築ガイド2 (3021-3-106) |
|
7 |
運用ガイド (3021-3-107) |
|
8 |
トラブルシューティング (3021-3-108) |
|
9 |
操作ガイド (3021-3-109) |
|
10 |
コマンドリファレンス1 (3021-3-110) |
|
11 |
コマンドリファレンス2 (3021-3-111) |
|
12 |
連携ガイド (3021-3-112) |
|
13 |
メッセージ1 (3021-3-113) |
|
14 |
メッセージ2 (3021-3-114) |
|
各マニュアルは,利用目的に合わせて次のようにお読みください。
利用目的 |
必ず読むマニュアル |
必要に応じて読むマニュアル |
---|---|---|
JP1/AJS3の基本的な操作を体験したい。 |
|
|
JP1/AJS3の機能について知りたい。 |
|
|
ジョブの自動運転システムを構築したい(インストール,セットアップなど)。 |
|
|
自動化する業務を設計したい(ジョブ定義,スケジュール定義など)。 |
|
|
運転中のシステムの監視やメンテナンス方法について知りたい。 |
|
|
運用中のトラブルの対処方法について知りたい。 |
|
|
JP1/AJS3の操作方法について知りたい。 |
|
|