jpqresshow
形式
jpqresshow [-mh マネージャーホスト名] {-res 排他実行リソース名|-a|-n}
機能
排他実行リソース情報(名称,その排他実行リソースを使用しているジョブの状態とジョブID)を標準出力ファイルに出力します。
実行権限
次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー
-
JP1_JPQ_Admin権限
-
JP1_JPQ_Operator権限
-
JP1_JPQ_User権限
引数
-mh マネージャーホスト名
情報を出力したい排他実行リソースが登録されているマネージャーホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
省略した場合,自ホスト名が仮定されます。
-res 排他実行リソース名
その排他実行リソースについて,名称,排他実行リソースを使用しているジョブの状態やジョブIDを表示したい場合に,排他実行リソース名を指定します。
指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
-a
-mhオプションに指定したマネージャーホストに登録されているすべての排他実行リソースについて,名称,その排他実行リソースを使用しているジョブの状態とジョブIDを出力します。
-n
-mhオプションに指定したマネージャーホストに登録されているすべての排他実行リソースについて,名称だけを出力します。
注意事項
このコマンドは,JP1/NQSEXECおよびJP1/OJE for VOS3との連携には使用できません。
戻り値
0 |
正常終了。 |
1 |
引数の指定が不適切である。 |
2 |
排他実行リソース情報の出力依頼側の内部的要因で,排他実行リソース情報の出力に失敗した。 |
5 |
初期化に失敗した。
|
6 |
排他実行リソース情報の出力依頼側でメモリー不足が発生した。 |
7 |
排他実行リソース情報の出力依頼側で論理不正が発生した。 |
100 |
TCP/IP通信でマネージャーホストに接続できない。
|
102 |
マネージャーホスト名によるIPアドレスの解決に失敗した。 |
200 |
マネージャーホストが排他実行リソース情報の出力を受け付けない。
|
201 |
指定した排他実行リソースが使用できない。
|
202 |
マネージャーホストから応答がない。 |
203 |
マネージャーホスト側の内部的要因で,排他実行リソース情報の出力に失敗した。 |
206 |
排他実行リソース情報を出力する権限がない。 |
212 |
排他実行リソースの追加・変更処理中のため,排他実行リソース情報の出力に失敗した。 |
213 |
マネージャーホストに排他実行リソースがない。 |
219 |
マネージャーホストがビジー状態である。 |
220 |
マネージャーホスト側でメモリー不足が発生した。 |
222 |
致命的なエラーが発生した。
|
223 |
マネージャーホスト側で論理不正が発生した。 |
224 |
JP1/AJS3以外のホストに要求した。 |
226 |
実行環境が不適切である。 |
出力例1
-resオプションを指定した場合のファイル出力例と出力内容の意味を次に示します。
出力内容の意味を次に示します。
- RESOURCE
-
排他実行リソース名を示します。
- STATUS
-
排他実行リソースを使用しているジョブの状態を示します。
-
EXECUTING:ジョブは実行中である。
-
WAITING:ジョブは実行中ではない。
-
- JOBID
-
排他実行リソースを使用しているジョブのジョブIDを示します。
出力例2
-aオプションを指定した場合のファイル出力例と出力内容の意味を次に示します。
出力内容の意味を次に示します。
- RESOURCE
-
排他実行リソース名を示します。出力できるバイト数は57バイトです。排他実行リソース名が58バイト以上の場合,56バイト以降は「..」になります。
- STATUS
-
排他実行リソースを使用しているジョブの状態を示します。
-
EXECUTING:ジョブは実行中である。
-
WAITING:ジョブは実行中ではない。
-
- JOBID
-
排他実行リソースを使用しているジョブのジョブIDを示します。
出力例3
-nオプションを指定した場合のファイル出力例と出力内容の意味を次に示します。
出力内容の意味を次に示します。
- RESOURCE
-
排他実行リソース名を示します。