1.1.1 コマンドの指定方法
コマンドの指定形式を次に示します。
(1)を「オプション」と呼びます。(2)を「引数」と呼びます。
次に,引数の指定方法を説明します。
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最初にオプションを指定し,次にユニット名などの任意名を指定します。オプションの前に任意名を指定すると,システムは指定内容をすべて任意名として処理します。
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オプションを複数指定する場合,指定順序は任意です。
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一つのオプションに対し,値を複数指定する場合は,値間を「,(コンマ)」で区切ります。
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値のないオプションは連続して指定できます。
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「-a-b-c」を,「-abc」と指定できます。
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値のない2バイトのオプションは,連続して指定できません。
- (例)
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「-a-ab」を,「-aab」と指定したり,「-cd -cf」を,「-cdcf」と指定したりすることはできません。
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オプションを連続して指定する場合,最後のオプションには値を指定できます。
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「-abc xyz」の「xyz」は,オプションcの値になります。
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値を持たないオプションに値を指定した場合,システムはその値以降をすべて任意名として処理します。
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期待しないオプションを指定した場合,エラーになります。
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任意名にユニット名を指定する場合の注意事項については,「1.1.2 ユニット名の指定方法」を参照してください。
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任意名に総称名を指定する場合の注意事項については,「1.1.4 総称名の指定方法」を参照してください。
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最初の任意名(上記のコマンド指定例の場合,「任意名X」)に「-」で始まる文字列を指定したい場合は,「--△1任意名X」と指定します(システムは,--△1以降を任意名として処理します)。なお,二番目以降の任意名には,--△1の指定は不要です。
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二つの任意名(「-jobA」および「-jobB」)を続けて指定する場合は,「-- -jobA -jobB」と指定します。
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任意名には正規表現が使用できます。
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期待する数以上の任意名を指定した場合,エラーになります。
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引数に指定する文字は,大文字・小文字が区別されます。大文字・小文字の使い分けに注意してください。