13.3.1 定義モードと監視モード
[メインスコープ]ウィンドウの二つのモードについて説明します。なお,モードの切り替えは,[メインスコープ]ウィンドウの[モード]メニューで[定義モード]または[監視モード]を選択します。
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監視対象の業務(ルートジョブネット)を「AJS3ユニット監視オブジェクト」として定義し,定義したオブジェクトをどのように監視するか(監視プロパティ)を設定するためのモードです。
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定義モードで設定した情報で監視するためのモードです。
ログイン時の[メインスコープ]ウィンドウは,監視モードで表示されます。
- 補足事項
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ajsconコマンドの-bmdオプションを使用するとログイン時の[メインスコープ]ウィンドウを定義モードで表示できます。ajsconコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス2 3. 特別な運用で使用するコマンド ajscon」を参照してください。
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[メインスコープ]ウィンドウは,定義モードのときと監視モードのときで実行できるメニューが異なります。それぞれのモードで実行できるメニューについては,「16.3.1 メニューコマンド一覧」を参照してください。
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ほかのJP1/AJS3 Console Viewから同じJP1ユーザーで同じJP1/AJS3 Console Managerホストにログインしている場合は,利用できるモードが次のように制限されます。
・ログインする際,すでにほかのJP1/AJS3 Console Viewで定義中の場合は,ログインできません。
・定義モードに切り替える際,すでにほかのJP1/AJS3 Console Viewで監視中の場合は,切り替えできません。
表13‒1 定義モードおよび監視モードの利用可否 モード
同一ルート業務スコープの使用状況
定義中
監視中
未使用
定義モード
×
×
○
監視モード
×
○
○
- (凡例)
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○:使用できる
×:使用できない
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