11.7.22 [ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止する
同一のユニット※1および同一のルートジョブネット配下のユニット※1に対して,[ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止できます。
[ジョブネットモニタ]ウィンドウが起動している状態で,同一のユニット※1または同一のルートジョブネット配下のユニット※1を選択して[ジョブネットモニタ]ウィンドウを開いた場合,新しい[ジョブネットモニタ]ウィンドウを起動しないで,すでに起動している[ジョブネットモニタ]ウィンドウを最前面に位置づけて,そのウィンドウのツリーエリアおよびマップエリアに,選択したユニットに対する最新の情報※2を表示します。
- 注※1
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世代(実行ID)および監視モードが同一の場合だけが対象になります。
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ルートリモートジョブネット,ネストリモートジョブネット,およびホストリンクジョブネットは,対象外になります。
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ジョブネットコネクタの接続先のジョブネットに対して起動される[ジョブネットモニタ]ウィンドウは,抑止対象になりません。
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- 注※2
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ツリーエリアおよびマップエリアの表示内容は,「11.7.3 [ジョブネットモニタ]ウィンドウを表示したときにマップエリアのネストジョブネットおよびネストリモートジョブネットを選択状態にする」の設定に依存します。
- 指定場所
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JP1/AJS3 - View上のファイル(ユーザー指定オプションファイル)
詳細については,「11.1.1 カスタマイズ方法の種類」を参照してください。
- 指定内容
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次の形式で指定します。
jajsShowOneEditorAndMonitor={Yes|No}(改行)
[ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止する場合は「Yes」を,複数起動を抑止しない場合は「No」を指定します。
デフォルトは「No」です。この項目を設定しない場合は,「No」が仮定されます。
- 注意事項
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「[ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止する」を有効にした場合の注意事項を次に示します。
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別プロセスで起動された[ジョブネットモニタ]ウィンドウは,抑止対象になりません。
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状態記憶の対象になった[ジョブネットモニタ]ウィンドウは,起動時に抑止対象になりません。なお,状態記憶によって起動されたあとの[ジョブネットモニタ]ウィンドウは,抑止対象になります。
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関連製品から起動される[ジョブネットモニタ]ウィンドウは,抑止対象になりません。
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- 指定例
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[ジョブネットモニタ]ウィンドウの複数起動を抑止します。
jajsShowOneEditorAndMonitor=Yes(改行)