JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編)
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3.5.4 1日のうちに同じジョブネットを何回か定期的に実行する(サイクルジョブ定義)
1日の中で同じジョブネットを定期的に複数回実行する場合,次の三つの方法のどれかで定義できます。
- 方法1:ジョブネットを一つ作成し,スケジュールルールを複数設定する。
- 方法2:開始時刻ごとにジョブネットを作成する。
- 方法3:実行間隔制御を起動条件として設定する。
- <この項の構成>
- (1) ジョブネットの定義方法
- (2) 三つの方法の長所と短所
(1) ジョブネットの定義方法
それぞれの方法について,朝7時から翌朝6時まで1時間おきに24回実行するジョブネットを例にして説明します。
- 方法1:スケジュールルールを複数作成する
- ジョブネットを一つ作成し,実行するジョブを定義する。
- スケジュールルールを24個作成し,それぞれの開始時刻を07:00,08:00,09:00・・・と定義する。
- ジョブネットを実行登録すると,スケジュールルールで設定した開始時刻に従って,1時間おきにジョブネットが実行されます。
- なお,JP1/AJS3 - Viewを使ってスケジュールルールを定義する場合,一定間隔のスケジュールルールを,任意の時刻までまとめて定義することもできます。
- 方法2:開始時刻ごとにジョブネットを作成する
- ジョブネットを一つ作成する。
- ネストジョブネットを作成し,実行するジョブを定義する。
- 2.で作成したネストジョブネットをコピーし,同じ処理内容のジョブネットを全部で24個作成する。
- 各ジョブネットの開始時刻に,07:00から06:00までの異なる時刻を設定する。
- ジョブネットを実行登録すると,開始時刻に従って各ジョブネットが実行されます。
- 方法3:実行間隔制御を起動条件として設定する
- ジョブネットを一つ作成し,実行するジョブを定義する。
- 起動条件を作成し,実行間隔制御ジョブを貼り付ける。
- 実行間隔制御ジョブの[待ち時間]に60分,[開始直後に満了]に[する]を設定する。
- スケジュールルールを作成し,実行開始時刻を7:00,起動条件の有効範囲を24回と設定する。
- このジョブネットを実行登録すると,実行開始時刻の7:00に起動条件の監視が始まり,すぐに起動条件が成立してジョブネットの最初の実行が開始します。その後,起動条件に従って60分ごとにジョブネットが実行されます。
(2) 三つの方法の長所と短所
それぞれの方法の長所と短所について,次に説明します。
表3-4 同じジョブネットを定期的に実行する方法の長所と短所
| 定義方法 |
長所 |
短所 |
| 方法1 |
- ジョブネットの定義が簡単。
- ジョブネットの構成が単純。
- ルートジョブネットとして定義した場合は,多重起動やスケジュールスキップが設定できる。
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- スケジュールルールを変更する場合,スケジュールルールすべてを変更しなければならない。
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| 方法2 |
- どのようなジョブネットにでも適用できる。
- いま実行しているのが何回目のジョブネットなのかが[ジョブネットモニタ]ウィンドウで確認できる。
- ジョブの再実行,実行中止などの操作が,[ジョブネットモニタ]ウィンドウでできる。
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- 実行回数分のネストジョブネットを作成しなくてはならない。
- ネストジョブネットの数だけ,スケジュールを作らなくてはならない。
- スケジュールルールを変更する場合,すべてのネストジョブネットのスケジュールルールを変更しなければならない。
- 実行する処理を変更する場合に時間が掛かる。
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| 方法3 |
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