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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編)


8.1.5 JP1/AJS - ManagerとJP1/AJS - Managerのバージョン互換

JP1/AJS - Managerホストから,ほかのJP1/AJS - Managerホストに対してコマンドをリモート実行する場合,およびJP1/AJS - Managerホストから,ほかのJP1/AJS3 - Managerホストに対してリモートジョブネットを実行する場合の互換性を,次の表に示します。

表8‒5 JP1/AJS - ManagerとJP1/AJS - Managerのバージョン互換

JP1/AJS - Manager

(実行元※1/定義元※2

06-00〜06-71

07-00〜07-50

08-00〜08-50

09-00

09-10

09-50

10-00

10-10

10-50

JP1/AJS - Manager

(実行先※3

06-00〜06-71

※4

※4

※4

×

×

×

×

×

×

07-00〜07-50

※4

※4

※4

×

×

×

08-00〜08-50

※4

※4

※4

09-00

×

09-10

×

09-50

×

10-00

×

×

10-10

×

×

10-50

×

×

(凡例)

○:サポートしている。

△:古いバージョンでサポートしている機能だけを使用できる。

×:サポートしていない。

注※1

コマンドをリモート実行するときの実行元を示す。

注※2

リモートジョブネットの定義元を示す。

注※3

コマンドをリモート実行するときの実行先,またはリモートジョブネットの実行先を示す。

注※4

マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」の,JP1/AJS2 - ManagerとJP1/AJS2 - Managerのバージョン互換についての説明を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 実行元ホストと実行先ホストのJP1/AJS - Managerのバージョンが混在するときの注意事項

リモートジョブネット配下のユニットで,実行先マネージャーのバージョンでサポートしていない機能を使用していた場合,リモートジョブネットは異常検出終了となり,実行結果詳細にエラーメッセージKAVS0650-Eが出力されます。この場合,配下のユニットの定義を見直して,再実行してください。