5.1.1 資料採取ツールの準備
JP1/AJS3ではトラブル発生時に資料を採取するための資料採取ツールを用意しています。JP1/AJS3が提供する資料採取ツールを次の表に示します。
OS |
資料採取ツール |
カスタマイズの可否 |
---|---|---|
Windows |
jajs_log.bat |
× |
_04.bat |
○ |
|
UNIX |
jajs_log |
× |
_04 |
○ |
- (凡例)
-
○:カスタマイズできる。
×:カスタマイズできない。
ログファイルなどの出力先をデフォルトから変更していない場合は,jajs_log.batまたはjajs_logを使用して,資料を採取できます。ログファイルなどの出力先をデフォルトから変更している場合は,_04.batまたは_04をカスタマイズして資料を採取してください。
また,Windowsでは,トラブルが発生した場合,ダンプファイルが必要になることがあります。トラブル発生時に備えて,運用前にダンプファイルが出力されるように設定しておくことを推奨します。Windowsの資料採取ツール(_04.bat)のカスタマイズおよびダンプファイルの出力設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 7.1 ログ情報の採取方法」を,UNIXの資料採取ツール(_04)のカスタマイズについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1 16.1 ログ情報の採取方法」を参照してください。
資料採取ツールを実行できない場合は,手動で資料を採取できます。採取が必要な資料は,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング 1.3 トラブル発生時に採取が必要な資料」を参照してください。
なお,トラブルが発生する前に資料採取ツールで資料が正しく採取されることを確認してください。