8.4 JP1/AJS3 Consoleを使用する場合のユーザー管理
JP1/AJS3 Consoleを使用して業務監視をする場合は,認証サーバにJP1/AJS3 Console ViewでログインするJP1ユーザーの登録と,監視対象のユニットに対するアクセス権限を設定し,監視先ホスト(監視対象のジョブネットが定義されているJP1/AJS3 - Managerホスト)でユーザーマッピングをする必要があります。
JP1/AJS3 Consoleを使用する場合のユーザー管理の例を,次の図に示します。
jp1user1というJP1ユーザーでJP1/AJS3 Consoleを使ってジョブネットを監視する場合,認証サーバにjp1user1を登録し,監視対象ユニットの状態監視やユニットに対する操作を実行する場合に必要なアクセス権限(JP1資源グループ・JP1権限レベル)を設定します。また,監視先ホストのhostBでjp1user1に対し,サーバホストにhostAを指定してOSユーザーをマッピングします。
- 補足事項
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JP1/AJS3 Console Managerホスト上に定義されているジョブネットを監視しない場合,JP1/AJS3 Console Managerホスト上ではユーザーマッピングは必要ありません。さらに,JP1/AJS3 Console ManagerホストとJP1/AJS3 Console Agentホストの認証圏が異なる場合は,JP1/AJS3 Console Managerホストの認証サーバにJP1権限レベルを設定する必要はありません。
なお,JP1/AJS3 Consoleを使用する場合のユーザー管理の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(業務設計編) 6.6 業務を集中監視する場合のユーザー管理の検討」を参照してください。