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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 導入ガイド


1.2.10 その他の機能

〈この項の構成〉

(1) サブミットジョブ実行制御

サブミットジョブ実行制御は,バージョン8までジョブ実行制御機能で管理されていたジョブのうち,次のジョブだけを管理します。

サブミットジョブ実行制御では,エージェント管理制御とは別に定義したキューおよびエージェントを使用します。これらの構成定義情報,およびサブミットジョブ実行制御に実行登録されたジョブ情報は,ISAM形式のデータベースで管理します。

サブミットジョブ実行制御を使用する場合の設定については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 設計ガイド(システム構築編) 7.1.2 QUEUEジョブ,サブミットジョブを使用する場合の設定」を参照してください。

(2) キューレスジョブ実行制御

キューを使用しないジョブ(キューレスジョブ)を実行する機能です。キューレスジョブは,ジョブの実行登録時にマネージャーホスト側のジョブ実行制御を経由しないで,直接エージェントに転送されて実行されます。

(3) JP1/AJS3 Console制御

JP1/AJS3で実行されている複数の業務の状態を,集中的に監視できます。複数のマネージャーが管理する業務を一つの画面で監視できます。

マネージャー側のコンポーネントが業務の状態を取得し,JP1/AJS3 - View側のコンポーネントが業務の状態を表示します。