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JP1 Version 10 JP1/Automatic Job Management System 3 入門


3.4.2 JP1/Baseのセットアップ

次に,JP1/Baseのセットアップを実施します。ここでは,エージェントホスト「AGT01」でのJP1/Baseのセットアップで実施することについて説明したあと,実際の手順を説明します。

〈この項の構成〉

(1) JP1/Baseのセットアップで実施すること

JP1ユーザー「user01」と,エージェントホスト「AGT01」のOSユーザー「user02」を対応づけます。

(2) JP1/Baseのセットアップの手順

ユーザーマッピングを設定します。ここでは,JP1ユーザー「user01」と,エージェントホスト「AGT01」のOSユーザー「user02」を対応づけます。手順を次に示します。

  1. [JP1/Base環境設定]ダイアログボックスの[ユーザーマッピング]タブをクリックする。

    [ユーザーマッピング]タブの内容が表示されます。

    [図データ]

  2. [パスワード管理]の[設定]をクリックする。

    [パスワード管理]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  3. [新規登録]をクリックする。

    [新規登録]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  4. [ユーザー名]にOSユーザー「user02」,[パスワード]および[パスワード確認]に「nyumon02」を入力する。

    [図データ]

  5. [OK]をクリックする。

    OSユーザーの情報が登録され,登録されたことを知らせるメッセージダイアログボックスが表示されます。

  6. メッセージダイアログボックスの[OK]をクリックする。

    メッセージダイアログボックスが閉じます。[パスワード管理]ダイアログボックスに,登録したユーザー名「user02」が表示されます。

    [図データ]

  7. [パスワード管理]ダイアログボックスの[終了]をクリックする。

    [パスワード管理]ダイアログボックスが閉じます。

  8. [ユーザーマッピング]タブの[JP1ユーザー]の[追加]をクリックする。

    [JP1ユーザー]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  9. [JP1ユーザー名]に「user01」を,[サーバホスト名]にすべてのサーバホストからジョブ実行を受け付けることを示す「*(アスタリスク)」を入力する。

    [図データ]

  10. [OK]をクリックする。

    [JP1ユーザー]ダイアログボックスが閉じ,[マッピングOSユーザー詳細]ダイアログボックスが表示されます。

    [図データ]

  11. [マッピングしないOSユーザー]から「user02」を選択して[<-追加]をクリックする。

    選択したOSユーザーが[マッピングするOSユーザー]に表示されます。

    [図データ]

  12. [OK]をクリックする。

    JP1ユーザーとOSユーザーのマッピングが完了します。

    [JP1ユーザー]のユーザー名を選択すると,[マッピングOSユーザー一覧]に,マッピングしたOSユーザー名「user02」が表示されます。

    [図データ]

  13. [OK]をクリックする。

これで,ユーザーマッピングが設定されました。