8.5.4 hcmdsintg/hcmds64intg(認証データの削除・確認)
機能
ユーザーアカウントを管理しているサーバのリポジトリーに登録されている認証データを削除します。また,認証データが登録されているサーバのアドレスを表示します。
JP1/AOのアンインストール時に認証データを削除できなかった場合に,このコマンドを使用して認証データを削除します。
形式
hcmdsintg | hcmds64intg
{/delete /type Automation | /print | /primary }
/user ユーザーID
/pass パスワード引数
- /delete
-
認証データを削除します。
- /type Automation
-
認証データが登録されているサーバの製品名として「Automation」を指定します。
-
認証データが登録されているプログラム名称を表示します。
- /primary
-
認証データが登録されているサーバのホスト名,またはIPアドレスを表示します。
- /user ユーザーID
-
認証データが登録されているサーバに接続するためのユーザーIDを指定します。User Management権限を持つアカウントのユーザーIDを指定します。
- /pass パスワード
-
User Management権限を持つアカウントのパスワードを指定します。
格納先
- Windowsの場合
-
共通コンポーネントのインストール先フォルダ¥bin
- Linuxの場合
-
/opt/HiCommand/Base64/bin
実行権限
Administrators権限またはroot権限を持つユーザーで実行してください。
戻り値
コマンドの戻り値を次の表に示します。
|
戻り値 |
説明 |
|---|---|
|
0 |
正常に終了しました。 |
|
1 |
すでに,認証データが削除されています。 |
|
2 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されています。 |
|
3 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されていません。 |
|
4 |
コマンドを実行したサーバに,認証データが登録されていません。また,認証データが登録されているサーバで認証エラーが発生しました。 |
|
253 |
認証データが登録されているサーバで認証エラーが発生しました。 |
|
254 |
認証データが登録されているサーバとの通信に失敗しました。 |
|
255 |
異常終了しました。 |
使用例
Windowsで,ユーザーアカウントを管理しているサーバから認証データを削除する場合のコマンドの使用例を示します。
hcmdsintg /delete /type Automation /user user1 /pass pass1
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