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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 画面・コマンド・APIリファレンス


7.4.5 [デバッグ実行]ダイアログボックス

[デバッグ実行]ダイアログボックスは,サービステンプレートのデバッグを開始するための画面です。[デバッグ実行]ダイアログボックスは,次の操作によって表示されます。

図7‒35 [デバッグ実行]ダイアログボックス(プロパティグループを設定した場合)

[図データ]

表示項目について説明します。

デバッグ設定

開発サービステンプレートのデバッグを開始するために必要な情報を設定します。

[中断設定]リストボックス

デバッグタスクの中断設定を選択します。

  • 1ステップずつ中断する

    1ステップごとに中断してデバッグ実行する場合に選択します。

  • 中断しない

    ステップを中断しないでデバッグ実行する場合に選択します。

[サービス名]テキストボックス

デバッグサービス名が表示されます。サービス名は変更できます。64文字まで入力できます。デフォルトは,「[DEBUG]サービステンプレート名」となります。

[カテゴリ]テキストボックス

デバッグサービスのカテゴリ名が表示されます。カテゴリ名は変更できます。256文字まで入力できます。カテゴリを階層化する場合は,「/」で区切って入力します。なお,カテゴリの階層数の上限は10階層です。複数のカテゴリに設定する場合は,カテゴリとカテゴリの間を「,」で区切って入力します。カテゴリの各階層には値を必ず入力してください。

[タスク名]テキストボックス

デバッグ実行するタスク名が表示されます。タスク名は変更できます。128文字まで入力できます。デフォルトは,「[DEBUG]サービステンプレート名_YYYYMMDDhhmmss」(YYYYMMDDhhmmss:デバッグ実行した日付および時刻)となります。

[タスクの説明]テキストボックス

デバッグ実行するタスクの説明を入力します。256文字まで入力できます。

[リソースグループ]リストボックス

リソースグループを選択します。デフォルトは,「All Resources」です。

[タスクのログ出力レベル]リストボックス

タスクのログ出力レベルを選択します。ログ出力レベルは「0」「10」「20」「30」または「40」から選択できます。デフォルトは,「40」です。

プロパティ

サービスのプロパティ情報の一覧が表示されます。表示項目のタイトルをクリックすると,昇順,または降順でソートできます。デバッグ実行に必要なプロパティ値を設定します。

プロパティグループ

クリックすると,プロパティグループに含まれるプロパティ一覧が表示されます。サービステンプレートにプロパティグループが設定されていない場合は表示されません。

表7‒23 プロパティの表示項目([デバッグ実行]ダイアログボックス)

表示項目

説明

プロパティ名

プロパティの名称が表示されます。

プロパティキー

プロパティキーが表示されます。

プロパティ値

デバッグ実行するために必要なプロパティ値を入力します。デフォルトでは,サービスプロパティのデフォルト値が表示されます。データ型がpasswordの場合,入力した文字列は「●」で表示されます。

説明

プロパティの説明が表示されます。

スコープ

プロパティのスコープが表示されます。

[実行]ボタン

サービステンプレートのデバッグを開始します。クリックすると,[デバッグ実行]ダイアログボックスが閉じ,[エディタ]画面の左ペインに[デバッグ]ビュー,右ペインにサービステンプレートデバッグビューが表示されます。

[キャンセル]ボタン

クリックすると,[デバッグ実行]ダイアログボックスが閉じます。