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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 画面・コマンド・APIリファレンス


7.4.2 [部品バージョン管理]ダイアログボックス([一括適用]タブ)

[部品バージョン管理]ダイアログボックス([一括適用]タブ)は,ステップとして使用している部品を,最新バージョンのリリース部品に一括で変更するための画面です。また,ステップとして使用している部品のバージョンを確認することもできます。

サービステンプレートエディタ編集ビューの[操作]リストボックスから[部品バージョン管理]を選択します。[部品バージョン管理]ダイアログボックスで,[一括適用]タブを選択すると表示されます。

図7‒32 [部品バージョン管理]ダイアログボックス([一括適用]タブ)

[図データ]

表示項目について説明します。

表7‒20 [ステップ一覧]の表示項目

表示項目

説明

ステップ選択チェックボックス

ステップ選択チェックボックスの表示が活性の場合,チェックボックスをチェックすると,バージョンを変更するステップを選択できます。なお,ステップ選択チェックボックスは,非活性で表示される場合もあります。活性状態,およびチェックの有無による意味を次に示します。

  • [図データ](活性でチェックがされている場合)

    リリース部品の最新バージョンが未適用で,変更対象です。

  • [図データ](活性でチェックがされていない場合)

    リリース部品の最新バージョンが未適用ですが,変更対象ではありません。

  • [図データ](非活性でチェックがされている場合)

    リリース部品の最新バージョンが適用済みです。

  • [図データ](非活性でチェックがされていない場合)

    リリース部品が存在しないため,適用できません。

ステップ名

ステップの名称が表示されます。

フロー階層

ステップが配置されているフロー階層が表示されます。

適用済み部品名

ステップとして使用している部品名が表示されます。

適用済みバージョン

ステップとして使用している部品のバージョンおよび種別が表示されます。表示される種別を次に示します。

  • (最新)

    対象の部品は,最新バージョンのリリース部品です。

  • (デバッグ)

    対象の部品は,開発部品です。

なお,種別が表示されていない部品は,最新バージョンではないリリース部品です。

適用対象部品名

バージョンの変更先となる部品の名称が表示されます。

適用対象バージョン

変更先となる部品の最新バージョンおよび種別が表示されます。表示される種別を次に示します。

  • (最新)

    対象の部品は,最新バージョンのリリース部品です。

状態

リリース部品の最新バージョンの適用状態が表示されます。表示される状態を次に示します。

  • 未適用

    リリース部品の最新バージョンが適用されていません。

  • 適用済み

    リリース部品の最新バージョンが適用されています。

  • 適用不可

    適用対象のリリース部品がありません。

プロパティ変更通知アイコン

バージョン変更後のプロパティに,変更前のプロパティ値が引き継がれない場合,[図データ]が表示されます。変更前のプロパティ値が引き継がれない場合を次に示します。

  • プロパティが削除された。

  • プロパティキーの値が変更された。

  • プロパティの入出力種別が変更された。

なお,[図データ]が表示された場合は,ステップの定義情報を見直してください。

[適用対象部品]

[ステップ一覧]で選択した部品の,変更先となる最新バージョンのリリース部品の部品名,部品バージョン,ベンダー名,および説明が表示されます。

[詳細情報]

[ステップ一覧]で選択した部品の,変更先となる最新バージョンのリリース部品の詳細情報が表示されます。

[適用]ボタン

[ステップ一覧]で選択されている部品が,最新バージョンのリリース部品に変更されます。

[閉じる]ボタン

クリックすると,[部品バージョン管理]ダイアログボックス([一括適用]タブ)が閉じます。

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