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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 画面・コマンド・APIリファレンス


7.2.12 [リモートコマンド編集]ダイアログボックス

[リモートコマンド編集]ダイアログボックスは,部品で実行するリモートコマンドを設定するための画面です。[リモートコマンド編集]ダイアログボックスは,[部品作成]ダイアログボックスまたは[部品編集]ダイアログボックスで,リモートコマンドの[編集]ボタンをクリックすると表示されます。

図7‒14 [リモートコマンド編集]ダイアログボックス([実行モード]に[スクリプト],[スクリプト設定]に[添付]を選択した場合)

[図データ]

表示項目について説明します。

プラットフォーム

リモートコマンド操作対象の機器のOSが表示されます。

  • [他のプラットフォームの定義情報を取り込む]リストボックス

    どのプラットフォームのリモートコマンドの定義情報を取り込むかを選択します。選択できるのはWindows,AIX,HP-UX,Linux,Solarisです。なお,添付ファイルは取り込まれないため,定義情報の取り込み後に,指定したプラットフォームの添付ファイルをアップロードする必要があります。

[実行モード]ラジオボタン

リモートコマンドの実行モードを選択します。

  • スクリプト

    ユーザーが作成したスクリプトを設定したい場合に選択します。

  • コマンド

    操作対象の機器に格納されているコマンドを設定したい場合に選択します。

  • 実行しない

    リモートコマンドを実行しない場合に選択します。

[コマンドライン]テキストボックス

コマンドラインを入力します。8,192文字まで入力できます。[コマンドライン]テキストボックスは,[実行モード]ラジオボタンで,[スクリプト]または[コマンド]を選択した場合に表示されます。

[すべての入力プロパティを挿入]ボタン

クリックすると,その部品に定義されているすべての入力プロパティが,「?dna_プロパティキー1? ?dna_プロパティキー2?…」の形式で,[コマンドライン]テキストボックスに入力されます。[すべての入力プロパティを挿入]ボタンは,[実行モード]ラジオボタンで,[スクリプト]または[コマンド]を選択した場合に表示されます。

[スクリプト設定]ラジオボタン

スクリプトの設定方法を選択します。[スクリプト設定]ラジオボタンは,[実行モード]ラジオボタンで,[スクリプト]を選択した場合に表示されます。

  • 添付

    スクリプトを添付する場合に設定します。

  • 直接入力

    スクリプトを直接入力する場合に選択します。

ファイル

添付するスクリプトのファイル名が表示されます。

アップロード済みの場合は,ファイル名をクリックすると,ファイルをダウンロードできます。[ファイル]は,[スクリプト設定]ラジオボタンで,[添付]を選択した場合に表示されます。

[選択]ボタン

クリックすると,添付するスクリプトファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。スクリプトファイル名(zipファイルの場合はzipファイル内の相対パス)が90文字以内かつ,部品ID,ベンダーIDおよびファイル名(zipファイルの場合はzipファイル内の相対パス)の文字数の合計が,123文字以内になるように指定してください。

[選択]ボタンは,[スクリプト設定]ラジオボタンで,[添付]を選択した場合に表示されます。

[ファイル名]テキストボックス

[スクリプト]テキストボックスに入力したスクリプトのファイル名を入力します。ファイル名が90文字以内かつ,部品ID,ベンダーIDおよびファイル名の文字数の合計が,123文字以内になるように指定してください。[スクリプト]テキストボックスに入力したスクリプトは,[ファイル名]テキストボックスで設定したファイル名でアップロードされます。[ファイル名]テキストボックスは,[スクリプト設定]ラジオボタンで,[直接入力]を選択した場合に表示されます。

[スクリプト]テキストボックス

操作対象の機器で実行したいスクリプトを入力します。5,000文字まで入力できます。[スクリプト]テキストボックスに入力したスクリプトは,[ファイル名]テキストボックスで設定したファイル名でアップロードされます。[スクリプト]テキストボックスは,[スクリプト設定]ラジオボタンで,[直接入力]を選択した場合に表示されます。

出力プロパティのマッピング定義一覧

出力プロパティのマッピング定義一覧が表示されます。表示項目のタイトルをクリックすると,昇順,または降順でソートできます。

表7‒8 出力プロパティのマッピング定義一覧の表示項目([リモートコマンド編集]ダイアログボックス)

表示項目

説明

プロパティキー

プロパティキーが表示されます。

プロパティ名

出力プロパティの名称が表示されます。

説明

出力プロパティの説明が表示されます。

出力フィルタ

出力プロパティの出力フィルタが表示されます。

[編集]ボタン

出力プロパティの出力フィルタを編集できます。クリックすると,[出力フィルタ編集]ダイアログボックスが表示されます。

[詳細設定]

クリックすると,[実行ディレクトリ]テキストボックスおよび環境変数の一覧を表示します。

[実行ディレクトリ]テキストボックス

設定したコマンドやスクリプトを実行する対象の機器のディレクトリを入力します。256文字まで入力できます。

環境変数

コマンドまたはスクリプト実行時に必要な環境変数の一覧が表示されます。表示項目のタイトルをクリックすると,昇順,または降順でソートできます。

表7‒9 環境変数の表示項目([リモートコマンド編集]ダイアログボックス)

表示項目

説明

変数名

環境変数の名称が表示されます。

環境変数に設定した値が表示されます。

[追加]ボタン

環境変数を作成できます。クリックすると,[環境変数作成]ダイアログボックスが表示されます。

[編集]ボタン

選択した環境変数を編集できます。クリックすると,[環境変数編集]ダイアログボックスが表示されます。

[削除]ボタン

選択した環境変数を削除できます。クリックすると,選択した環境変数を削除するかどうかを確認するメッセージダイアログボックスが表示され,[OK]ボタンをクリックすると,環境変数が削除されます。

[OK]ボタン

クリックすると,変更した内容が反映されます。

[キャンセル]ボタン

クリックすると,[リモートコマンド編集]ダイアログボックスが閉じます。