Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 画面・コマンド・APIリファレンス


7.2.5 [部品作成]ダイアログボックス

[部品作成]ダイアログボックスは,部品を新規に作成するための画面です。[部品作成]ダイアログボックスは,[部品]ビュー([開発]タブ)の[作成]ボタンをクリックすると表示されます。

図7‒7 [部品作成]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

部品

部品の定義情報を指定します。

[部品ID]テキストボックス

部品IDを入力します。64文字まで入力できます。ただし,部品IDおよびベンダーIDの文字数の合計が,115文字以内になるように指定してください。

[部品バージョン]テキストボックス

部品のバージョンを入力します。「メジャーバージョン番号.マイナーバージョン番号.リビジョン番号」の形式で入力します。各番号は,00から99までの2桁の数字で入力します。

[ベンダーID]テキストボックス

部品のベンダーIDを入力します。64文字まで入力できます。ただし,部品IDおよびベンダーIDの文字数の合計が,115文字以内になるように指定してください。

[部品名]テキストボックス

部品の名称を入力します。64文字まで入力できます。

[ベンダー名]テキストボックス

部品のベンダー名を入力します。64文字まで入力できます。

[説明]テキストボックス

部品の説明を入力します。256文字まで入力できます。

[カテゴリ名]テキストボックス

部品のカテゴリ名を入力します。256文字まで入力できます。カテゴリを階層化する場合は,「/」で区切って入力します。なお,カテゴリの階層数の上限は10階層です。複数のカテゴリに設定する場合は,カテゴリとカテゴリの間を「,」で区切って入力します。カテゴリの各階層には値を必ず入力してください。

アイコン

部品に指定されているアイコンが表示されます。

[標準に戻す]ボタン

クリックすると,部品に設定したアイコンがデフォルトに戻ります。

[変更]ボタン

クリックすると,アップロードする部品アイコンファイルを選択するダイアログボックスが表示され,部品のアイコンが変更できます。pngファイルを部品アイコンとして設定できます。

[認証種別]ラジオボタン

部品の認証種別を次から選択します。

  • エージェントレス接続先設定を使用

    サービス実行時に,[エージェントレス接続先定義]ビューに設定されている認証情報を使用する場合に,選択します。

  • プロパティで指定

    認証情報を入力プロパティで指定する場合に,選択します。

[文字セット自動判定(SSH接続用)]チェックボックス

チェックすると,文字セット自動判定が有効になります。文字セット自動判定の詳細については,マニュアル「JP1/AO サービステンプレート開発ガイド」−「部品実行時に設定される操作対象の機器のロケールについて」のトピックを参照してください。

[root権限で実行(SSH接続用)]チェックボックス

チェックすると,接続先ホストで実行するコマンドまたはスクリプトがroot権限で実行されます。

[入力プロパティ一覧]

クリックすると,入力プロパティ一覧が表示されます。

入力プロパティ一覧

部品の入力プロパティ一覧が表示されます。

表7‒4 入力プロパティ一覧の表示項目([部品作成]ダイアログボックス)

表示項目

説明

プロパティキー

プロパティキーが表示されます。

プロパティ名

入力プロパティの名称が表示されます。

説明

入力プロパティの説明が表示されます。

[追加]ボタン

入力プロパティを作成できます。クリックすると,[部品の入力プロパティ作成]ダイアログボックスが表示されます。

[編集]ボタン

選択した入力プロパティを編集できます。クリックすると,[部品の入力プロパティ編集]ダイアログボックスが表示されます。

[削除]ボタン

選択した入力プロパティを削除できます。クリックすると,プロパティを削除するかどうかを確認するメッセージダイアログボックスが表示され,[OK]ボタンをクリックすると,プロパティが削除されます。

[出力プロパティ一覧]

クリックすると,出力プロパティ一覧が表示されます。

出力プロパティ一覧

部品の出力プロパティ一覧が表示されます。

表7‒5 出力プロパティ一覧の表示項目([部品作成]ダイアログボックス)

表示項目

説明

プロパティキー

プロパティキーが表示されます。

プロパティ名

出力プロパティの名称が表示されます。

説明

出力プロパティの説明が表示されます。

[追加]ボタン

出力プロパティを作成できます。クリックすると,[部品の出力プロパティ作成]ダイアログボックスが表示されます。

[編集]ボタン

選択した出力プロパティを編集できます。クリックすると,[部品の出力プロパティ編集]ダイアログボックスが表示されます。

[削除]ボタン

選択した出力プロパティを削除できます。クリックすると,プロパティを削除するかどうかを確認するメッセージダイアログボックスが表示され,[OK]ボタンをクリックすると,プロパティが削除されます。

リモートコマンド

リモートコマンド操作対象の機器のOSに対応したリモートコマンドの実行モードを設定します。

Windows,Linux,AIX,HP-UX,Solaris

それぞれのOSの場合のリモートコマンドの実行モードが表示されます。

[編集]ボタン

それぞれのOS用のリモートコマンドを編集できます。クリックすると,[リモートコマンド編集]ダイアログボックスが表示されます。

[保存]ボタン

クリックすると,部品が作成されます。

[キャンセル]ボタン

クリックすると,[部品作成]ダイアログボックスが閉じます。