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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 画面・コマンド・APIリファレンス


6.2.2 [エージェントレス接続先定義編集]ダイアログボックス

[エージェントレス接続先定義編集]ダイアログボックスは,エージェントレス接続先に接続する際に使用するエージェントレス接続先定義を編集するための画面です。

[エージェントレス接続先定義編集]ダイアログボックスは,[エージェントレス接続先定義]ビューで接続先を選択し,[エージェントレス接続先定義編集]ボタンをクリックすると表示されます。

図6‒4 [エージェントレス接続先定義編集]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

[接続先種別]リストボックス

エージェントレス接続先の種別を選択します。

  • ホスト名

    ホスト名を指定する場合に,選択します。

  • IPv4

    IPv4形式のIPアドレスを指定する場合に,選択します。

  • IPv6

    IPv6形式のIPアドレスを指定する場合に,選択します。

[接続先]テキストボックス

接続先ホストのホスト名またはIPアドレスを入力します。1,024文字まで入力できます。

[サービスのリソースグループ]リストボックス

エージェントレス接続先定義に割り当てるリソースグループを選択します。

[認証情報]リストボックス

認証情報を設定するかどうかを指定します。

  • 設定する

    認証情報を設定する場合に選択します。

  • 設定しない

    認証情報を設定しない場合に選択します。

[プロトコル]ラジオボタン

接続先ホストとの通信に使用するプロトコルとして,WMI,SSH,Telnetのどれかを選択します。[プロトコル]ラジオボタンは,[認証情報]リストボックスで[設定する]を選択した場合に,表示されます。

  • WMI

    WMIで接続する場合に選択します。

  • SSH

    SSHで接続する場合に選択します。

  • Telnet

    Telnetで接続する場合に選択します。

[SSH認証方式]ラジオボタン

接続先ホストとの認証方式として,パスワード認証,公開鍵認証またはキーボードインタラクティブ認証を選択します。[SSH認証方式]ラジオボタンは,[プロトコル]ラジオボタンで[SSH]を選択した場合に表示されます。

  • パスワード認証

    パスワード認証方式で接続する場合に,選択します。

  • 公開鍵認証

    公開鍵認証方式で接続する場合に,選択します。

  • キーボードインタラクティブ認証

    キーボードインタラクティブ認証方式で接続する場合に,選択します。

[ユーザーID]テキストボックス

接続先にログインするユーザーIDを指定します。ドメインユーザーの場合は「ドメイン名¥ユーザー名」または「ユーザー名@ドメイン名」の形式で指定します。[ユーザーID]テキストボックスは,[認証情報]リストボックスで[設定する]を選択した場合に,表示されます。

[パスワード]テキストボックス

接続先にログインするユーザーのパスワードを指定します。[パスワード]テキストボックスは,[認証情報]リストボックスで[設定する]を選択している場合に表示されます。ただし,[プロトコル]ラジオボタンで[SSH]を選択し,[SSH認証方式]ラジオボタンで[公開鍵認証]を選択している場合は表示されません。

[スーパーユーザーのパスワード]テキストボックス

接続先のスーパーユーザーのパスワードを指定します。次の場合に指定してください。

  • 汎用コマンド実行部品,ファイル転送部品,またはコンテンツ部品を使用したサービスを実行する場合で,部品の実行ユーザーをroot権限に昇格する設定にしているとき

  • ターミナルコマンド実行部品を使用したサービスを実行する場合で,部品プロパティ「commandLine」のコマンドの値に予約プロパティ「reserved.terminal.suPassword」を指定しているとき

[スーパーユーザーのパスワード]テキストボックスは,[プロトコル]ラジオボタンで[SSH]または[Telnet]を選択した場合に表示されます。

[OK]ボタン

クリックすると,変更した内容がエージェントレス接続先定義に反映されます。

[キャンセル]ボタン

クリックすると,[エージェントレス接続先定義編集]ダイアログボックスが閉じます。