4.9.5 アラームのアンバインド(JP1/PFM - RM)
機能
この部品は,JP1/PFMで管理するエージェントに対して,アラームテーブルのバインド解除を実行します。
この部品では,次のサーバを前提とします。
・PFM管理サーバ(実行対象サーバ)
この部品を実行する対象です。JP1/PFM - Managerがセットアップされている必要があります。
JP1PFM.serviceIDに指定したエージェントから,プロパティJP1PFM.alarmTableNameに指定したアラームテーブルのバインドを解除します。ただし,JP1PFM.alarmTableNameにアラームテーブル名を指定しない場合,次のアラームテーブルをアンバインドします。
JP1/PFM - ManagerがV8の場合:(JP1/PFM - ManagerホストがWindows)「PFM Windows Solution Alarms 8.00」または(JP1/PFM - ManagerホストがUNIX)「PFM UNIX Solution Alarms 8.00」
JP1/PFM - ManagerがV9またはV9より新しいバージョンの場合:「PFM RM Platform Template Alarms 09.00」
利用場面
JP1/PFM - RMを使用して性能監視を行っているシステムで,リモートエージェントのしきい値監視を取りやめる場合などに使用できます。
前提条件
【システム内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品】/【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
(1)JP1/Automatic Operation 10-50以降
【実行対象サーバ内前提製品】
(1)JP1/Performance Management - Manager 08-00以降
【実行対象サーバ内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition (x86/x64) SP1以降,Windows Server 2003 R2, Standard Edition/Enterprise Edition (x86/x64)
(2) Windows Server 2008 Standard/Enterprise (x86/x64),Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
(3) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
(4) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (x86),Red Hat Enterprise Linux 5 (x86),Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (AMD/Intel 64),Red Hat Enterprise Linux 5 (AMD/Intel 64)
(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
(6) AIX V6.1,AIX V7.1+
【実行対象サーバ内前提製品の使用条件】
(1) JP1/Performance Management - Managerの次のサービスが起動していること。
・Name Serverサービス
・Master Managerサービス
・View Serverサービス
注意事項
(1)この部品を同一の実行対象サーバに対して多重実行しないでください。
(2)実行対象サーバのJP1/PFM - Managerがクラスタ構成の場合は,実行系ノードで部品を実行してください。
バージョン
01.51.00
カテゴリ
JP1/PFM
タスクログに表示される部品の名称
jp1pfmReleaseAlarm
戻り値
戻り値 |
説明 |
---|---|
0 |
正常 |
12 |
異常(ユーザーミス) プロパティ不正 |
13 |
異常(ユーザーミス) 認証不可 |
14 |
異常(ユーザーミス) ファイルアクセス不可 |
20 |
異常(ユーザーミス) その他ユーザーエラー |
21 |
異常(環境不正) コマンドが見つからない(部品スクリプトでエラーを検知) |
22 |
異常(環境不正) メモリ/ディスク容量不足 |
23 |
異常(環境不正) 前提環境不正 |
24 |
異常(環境不正) 起動状態不正 |
25 |
異常(環境不正) 通信エラー |
26 |
異常(連携製品トラブル) 内部エラー |
41 |
異常(部品内でエラーを検知) プロパティ未入力(部品スクリプトでエラーを検知) |
プロパティ一覧
プロパティ一覧を次の表に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
デフォルト値 |
入出力種別 |
必須区分 |
---|---|---|---|---|---|
JP1PFM.serviceKey |
JP1/PFMプロダクトのサービスキー |
アラームのバインド解除を行うJP1/PFM - RMのサービスキーを指定します。 |
− |
入力 |
○ |
JP1PFM.serviceID |
JP1/PFM - RMのエージェントのサービスID |
アラームのバインド解除を行うJP1/PFM - RMのエージェントのサービスIDを指定します。 |
− |
入力 |
○ |
JP1PFM.alarmTableName |
アラームテーブル名 |
バインド解除するJP1/PFMのアラームテーブル名を指定します。 |
− |
入力 |
△ |
plugin.destinationHost |
実行対象サーバのホスト名 |
この部品を実行するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。 |
− |
入力 |
○ |
common.returnValue |
部品の戻り値 |
この部品の戻り値が格納されます。 |
− |
出力 |
△ |