Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation サービステンプレートリファレンス


3.16.6 仮想サーバ再起動(繰り返しフロー)

フロー仕様詳細

フロー仕様詳細を次の表に示します。

階層

処理内容

ステップ名

部品

部品名

バージョン

説明

エラー時の回復方法

1

電源状態取得

vsphereGetPower

仮想サーバの電源状態取得

01.00.04

指定された仮想サーバの電源状態を取得します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2

電源状態確認

vsphereCheckPower

階層フロー部品

− 

電源状態を調べ,電源状態がOFFであれば,ジョブネットをエラーにします。

− 

2-1

標準出力部品

01.00.00

変数の値を出力します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2-2

互換部品

− 

変数の値をAJSのマクロ変数に設定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2-3

互換部品

− 

出力文字列がPoweredOffを含むか判定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

2-4

異常終了部品

− 

ジョブネットをエラーにします。

− 

3

仮想サーバ停止

vsphereSetPowerOff

仮想サーバのシャットダウン

01.54.00

指定された仮想サーバの電源状態をOFFに設定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

4

仮想サーバ起動

vsphereSetPowerOn

仮想サーバの起動

01.00.04

指定された仮想サーバの電源状態をONに設定します。

エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。

5

ネットワーク接続確認

vsphereCheckNetwork

階層フロー部品

− 

ネットワークが接続されているかを確認します。

− 

5-1

仮想サーバのIPアドレス取得

01.00.04

仮想サーバのIPアドレスを取得します。

システム環境の状態によっては,仮想サーバの起動には成功するが,エラーが発生することがあります。

仮想サーバが起動しているか確認してください。

5-2

ICMPエコー要求メッセージの送信

01.00.04

電源状態がONになった仮想サーバにICMPエコー要求を発行します。

システム環境の状態によっては,仮想サーバの起動には成功するが,エラーが発生することがあります。

仮想サーバが起動しているか確認してください。