2.5.7 JP1/PFMのアラーム情報一覧取得
機能
このサービステンプレートは,JP1/PFM - Managerに定義されているJP1/PFM - RMのアラーム情報一覧を取得します。
このサービステンプレートが前提とするサーバを次に示します。
・PFM管理サーバ
JP1/PFM - Managerがインストールされているサーバです。
次の作業を実施します。
(1)PFM管理サーバで定義されたアラームテーブルのうち,サービスキーで指定したJP1/PFM - Managerに定義されているJP1/PFM - RMのアラームテーブル名の一覧を指定されたファイルにテキスト形式で出力します。ファイルの出力フォーマットは,JP1/PFMのjpctool alarm listコマンドの出力結果と同じ形式です。
前提条件
【システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品】/【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】の最新のサポート状況については,リリースノートを参照してください。
【システム内前提製品】
JP1/Automatic Operation 10-50以降
【サービステンプレート実行システム内前提製品】
(1) JP1/PFM - Manager 09-10-11以降
【サービステンプレート実行システム内前提製品の稼働OS】
(1) Windows Server 2003, Standard Edition/Enterprise Edition (x86/x64) SP1以降,Windows Server 2003 R2, Standard Edition/Enterprise Edition (x86/x64)
(2) Windows Server 2008 Standard/Enterprise (x86/x64),Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
(3) Windows Server 2012 Standard/Datacenter,Windows Server 2012 R2 Standard/Datacenter
(4) Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (x86),Red Hat Enterprise Linux 5 (x86),Red Hat Enterprise Linux 5 Advanced Platform (AMD/Intel 64),Red Hat Enterprise Linux 5 (AMD/Intel 64)
(5) Red Hat Enterprise Linux Server 6 (32-bit x86),Red Hat Enterprise Linux Server 6 (64-bit x86_64)
(6) AIX V6.1,AIX V7.1
【サービステンプレート実行システム内前提製品の使用条件】
(1) JP1/PFM - Managerが起動していること。
(2) JP1/PFMでプロダクト名表示機能が有効になっていること。
(3) JP1/PFMのjpctoolコマンドの使用条件を満たしていること。
注意事項
(1) このサービスは,同一サーバに対して複数同時に実行できません。
(2) このサービスでは,PFM管理サーバ上でjpctoolコマンドを実行します。そのため,サービス実行中にPFM管理サーバ上でjpctoolコマンドを実行しないでください。同様に,PFM管理サーバ上で,jpctoolコマンドを実行中の場合は,このサービスを実行しないでください。
(3) UNIX環境に対してこのサービスを実行する場合は,プロパティにマルチバイト文字を使用しないでください。
(4) リモートおよびローカルに指定するファイル名が既に存在する場合,既存のファイルを上書きします。また,リモート側のファイルは削除します。そのため,指定したファイル名に誤りがないか,十分に確認してください。
(5) リモートに指定したパスのフォルダが存在しない場合は,そのフォルダを作成します。作成したフォルダは削除せずに残ります。定期的に使用しない場合は削除してください。
バージョン
01.52.00
カテゴリ
JP1_Operations/Management
プロパティ一覧
プロパティに設定されているプロパティグループの一覧を次に示します。
プロパティグループ |
説明 |
初期表示 |
---|---|---|
監視システム環境情報 |
PFM管理サーバの環境情報を指定してください。 |
表示されます。 |
アラーム一覧取得情報 |
取得するアラーム一覧に関する情報を指定してください。 |
表示されます。 |
[サービス設定]ダイアログボックスに表示されるプロパティの一覧を次に示します。
- (凡例)
-
○:プロパティの指定は必須です。
△:プロパティの指定は省略可能です。ただし,ほかのプロパティの指定内容によっては,指定が必須になります。各プロパティの「説明」を確認してください。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
入出力種別 |
共有設定 |
必須区分 |
プロパティグループ |
---|---|---|---|---|---|---|
jp1pfm.pfmHostName |
PFM管理サーバのホスト名 |
JP1/PFM - Managerがインストールされたサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。IPv6アドレスには対応していません。クラスタ構成の場合は,実行系サーバの物理ホストまたは論理ホストを指定してください。 |
入力 |
無効 |
○ |
監視システム環境情報 |
jp1pfm.reportOutputFileNameRemote |
出力ファイル名(リモート) |
アラーム情報一覧をPFM管理サーバに出力する際の一時ファイル名をフルパスで指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
[サービス設定]ダイアログボックスおよび[サービス実行]ダイアログボックスに表示されるプロパティの一覧を次に示します。
プロパティキー |
プロパティ名 |
説明 |
入出力種別 |
共有設定 |
必須区分 |
プロパティグループ |
---|---|---|---|---|---|---|
jp1pfm.serviceKey |
サービスキー |
アラーム情報一覧を取得するサービスキーを指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
jp1pfm.reportOutputFileNameLocal |
出力ファイル名(ローカル) |
アラーム情報一覧を取得するファイル名をフルパスで指定します。 |
入力 |
無効 |
○ |
アラーム一覧取得情報 |
[サービス設定]ダイアログボックスに表示されるプロパティの入力制限を次に示します。
プロパティキー |
入力可能文字 |
---|---|
jp1pfm.pfmHostName |
255文字以内の半角英数字および「.」,「-」。 |
jp1pfm.reportOutputFileNameRemote |
256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」,「`」および末尾の「¥」,「/」を除く。 |
[サービス設定]ダイアログボックスおよび[サービス実行]ダイアログボックスに表示されるプロパティの入力制限を次に示します。
プロパティキー |
入力可能文字 |
---|---|
jp1pfm.serviceKey |
2文字以上16文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「"」,「`」を除く。 |
jp1pfm.reportOutputFileNameLocal |
256文字以内の文字列。ただし,「<」,「>」,「|」,「;」,「&」,「*」,「?」,「"」,「%」および末尾の「¥」,「/」を除く。 |
フロー仕様詳細
フロー仕様詳細を次の表に示します。
階層 |
[タスク詳細]ダイアログボックスでの表示名 |
ステップ名 |
部品 |
|||
---|---|---|---|---|---|---|
部品名 |
バージョン |
説明 |
エラー時の回復方法 |
|||
1 |
アラームテーブル一覧取得 |
アラームテーブル一覧取得 |
アラームテーブル名一覧取得(JP1/PFM - RM) |
01.51.00 |
アラームテーブルの一覧を取得します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |
2 |
ファイル転送 |
ファイル転送 |
ファイル転送部品 |
01.50.00 |
一覧を転送します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |
3 |
一時ファイル削除 |
一時ファイル削除 |
ファイル削除 |
01.51.00 |
一時ファイルを削除します。 |
エラーの原因を取り除いたあと,サービスを再実行してください。 |