JP1/Automatic Operation 画面・コマンドリファレンス

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8.6.8 stoptask(タスクの実行停止)

機能

タスクIDを指定することで,指定したタスクを実行停止します。ただし,デバッグタスクについては実行停止できません。

なお,このコマンドでは,タスクの強制停止はできません。

形式
stoptask
     /taskid タスクID
     /user ユーザーID
     {/password パスワード | /passwordfile パスワードファイルパス}
引数

/taskid タスクID
実行停止するタスクのタスクIDを指定します。
指定できる値は,16桁までの半角数字(10進数)です。

/user ユーザーID
JP1/AOのユーザーIDを指定します。
指定できる文字数は,1~256文字です。
使用できる文字の種類は,半角英数字,「!」,「#」,「$」,「%」,「&」,「'」,「(」,「)」,「*」,「+」,「-」,「.」,「=」,「@」,「\」,「^」,「_」,「|」です。
大文字と小文字は区別しません。

/password パスワード
/userオプションで指定した,ユーザーのパスワードを指定します。
このオプションまたは/passwordfileオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
指定できる文字数は,1~256文字です。
使用できる文字の種類は,/userオプションと同じです。

/passwordfile パスワードファイルパス
/userオプションで指定したユーザーのパスワードファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。パスワードファイルはencryptpasswordコマンドで作成します。
このオプションまたは/passwordオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
格納先

JP1/AOのインストール先フォルダ\bin

実行権限

OSのAdministrators権限を持つユーザーで実行してください。Administrators権限がない場合は,権限昇格を求めるメッセージが表示されます。

コマンド実行ユーザーが所属するユーザーグループから,実行停止したいタスクのリソースグループに対して,Adminロール,Developロール,ModifyロールまたはSubmitロールが設定されている必要があります。ロールが設定されていないリソースグループのタスクについては実行停止できません。

注意事項

実行停止したいタスクの状態が実行中,応答待ち中,または異常検出の場合に,このコマンドを実行してください。これ以外の状態の場合にコマンドを実行すると,コマンドの戻り値が140で失敗します。

戻り値

コマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値 説明
0 正常に終了しました。
1 引数が不正です。
2 コマンドの実行を中断しました。
3 サービスの状態が不正です。
5 通信に失敗しました。
6 認証に失敗しました。
7 パスの指定が不正です。
9 指定したパスが存在しません。
14 コマンドの実行権限がありません。
140 タスクの実行停止に失敗しました。
255 そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。
使用例

指定したタスクIDのタスクを実行停止する場合のコマンドの使用例を示します。

stoptask /taskid 1 /user user01 /password pass01

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