機能
共通コンポーネントのリポジトリーに格納されている,アプリケーションの起動に使用するアクセス情報(URL情報)を更新します。
JP1/AOの運用を開始したあと,次のどれかの構成変更を行った場合に使用します。
- 共通コンポーネントがインストールされているホストが使用するポートを変更した場合
- 共通コンポーネントがインストールされているホストのホスト名またはIPアドレスを変更した場合
形式
hcmdschgurl
{/list |
/change 変更前のURL 変更後のURL |
/change 変更後のURL /type Automation}
引数
- /list
- 現在設定されているURLと製品名のリストを表示します。
- /change 変更前のURL 変更後のURL
- 現在登録されているURLに関する情報を,変更後のURLに関する情報で上書きします。
- 現在登録されているURLと変更後のURLを指定します。/typeオプションと組み合わせて使用する場合は,変更後のURLだけを指定します。
- IPv6アドレスを含むURLを指定する場合は,IPアドレスを[ ]で囲んでください。
- /type Automation
- URLを変更する製品名として「Automation」を指定します。
格納先
共通コンポーネントのインストール先フォルダ¥bin
実行権限
Administrators権限を持つユーザーで実行してください。
戻り値
コマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 | 説明 |
---|
0 | 正常に終了しました。 |
1 | 引数が不正です。 |
2 | URLがありません。 |
253 | リポジトリーのリストアに失敗しました。 |
254 | リポジトリーのバックアップに失敗しました。 |
255 | 異常終了しました。 |
使用例
次の場合のコマンドの使用例を示します。
- 現在設定されているURLと製品名のリストを表示する場合
hcmdschgurl /list
- 現在登録されているURLに関する情報を,変更後のURLで上書きする場合
hcmdschgurl /change "http://192.168.11.33:23015" "http://192.168.11.55:23015"
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