8.1 コマンド一覧

JP1/AOで使用できるコマンドの一覧を次に示します。

表8-1 構築関連のコマンド

コマンド名機能参照先
encryptpassword(パスワードファイルの作成)コマンドの引数に指定するパスワードファイルを作成します。8.5.1 encryptpassword(パスワードファイルの作成)
hcmdscheckauth(外部認証サーバとの接続確認)JP1/Baseの認証機能と連携する場合に,外部認証サーバ連携コンフィグファイルの設定および外部認証サーバ(JP1/Base)との接続を確認します。8.5.2 hcmdscheckauth(外部認証サーバとの接続確認)
hcmdsfwcancel(Windowsファイアウォールの例外登録)WindowsファイアウォールによってJP1/AOサーバとWebブラウザーの間の通信が遮断されないように例外登録します。JP1/AOとWebブラウザー間のポート番号を変更する場合に使用します。8.5.3 hcmdsfwcancel(Windowsファイアウォールの例外登録)
hcmdsintg(認証データの削除・確認)ユーザーアカウントを管理しているサーバのリポジトリーに登録されている認証データを削除します。また,認証データが登録されているサーバのアドレスを表示します。
JP1/AOのアンインストール時に認証データを削除できなかった場合に,このコマンドを使用して認証データを削除します。
8.5.4 hcmdsintg(認証データの削除・確認)
setupcluster(クラスタ環境の構築)JP1/AOをクラスタ環境に構築します。8.5.5 setupcluster(クラスタ環境の構築)

表8-2 運用関連のコマンド

コマンド名機能参照先
deleteservicetemplate(サービステンプレートの削除)JP1/AOに登録されているサービステンプレートを削除します。8.6.1 deleteservicetemplate(サービステンプレートの削除)
hcmdschgurl(URL情報の更新)共通コンポーネントのリポジトリーに格納されている,アプリケーションの起動に使用するアクセス情報(URL情報)を更新します。
JP1/AOの運用を開始したあと,システム構成を変更した場合に使用します。
8.6.2 hcmdschgurl(URL情報の更新)
hcmdssrv(JP1/AOの開始・停止・状態表示)JP1/AOのサービスとデータベースを開始および停止します。また,JP1/AOのサービスの状態を表示します。8.6.3 hcmdssrv(JP1/AOの開始・停止・状態表示)
hcmdsunlockaccount(ユーザーアカウントのロック解除)ユーザーアカウントのロックを解除します。すべてのユーザーアカウントがロックされてJP1/AOにログインできない場合に使用します。8.6.4 hcmdsunlockaccount(ユーザーアカウントのロック解除)
importservicetemplate(サービステンプレートのインポート)サービステンプレートをJP1/AOに追加します。8.6.5 importservicetemplate(サービステンプレートのインポート)
listservices(サービス・サービステンプレートの一覧出力)JP1/AOに登録されているサービスまたはサービステンプレートの一覧をCSV形式で出力します。8.6.6 listservices(サービス・サービステンプレートの一覧出力)
listtasks(タスクの一覧出力,タスク詳細情報出力)タスクまたは履歴の一覧をCSV形式で出力します。
タスク詳細情報を,指定したフォルダに出力します。
8.6.7 listtasks(タスクの一覧出力,タスク詳細情報出力)
stoptask(タスクの実行停止)タスクIDを指定することで,指定したタスクを実行停止します。8.6.8 stoptask(タスクの実行停止)
submittask(サービスの実行,タスクの一括再登録)実行するサービス名やプロパティ値を指定して,サービスを実行します。
listtasksコマンドで出力したタスク詳細情報を元に,指定日時実行タスクおよび定期実行タスクを一括で再登録します。
8.6.9 submittask(サービスの実行,タスクの一括再登録)

表8-3 保守・メンテナンス関連のコマンド

コマンド名機能参照先
backupsystem(JP1/AOシステムのバックアップ)JP1/AOの設定情報やデータベース情報をバックアップして指定したフォルダにデータを格納します。8.7.1 backupsystem(JP1/AOシステムのバックアップ)
hcmdsdbrepair(データベースの再作成)データベースを強制削除して再作成し,バックアップデータからデータベースを回復します。データベースが破損してrestoresystemコマンド,およびhcmdsdbtransコマンドの/importオプションを使用しても復旧できない場合に,このコマンドを使用します。8.7.2 hcmdsdbrepair(データベースの再作成)
hcmdsdbsrv(データベースの開始・停止)JP1/AOのデータベースを開始および停止します。データベースのメンテナンスを実施するときに使用します。8.7.3 hcmdsdbsrv(データベースの開始・停止)
hcmdsdbtrans(データベースのバックアップ・リストア)JP1/AOのデータベースをバックアップおよびリストアします。JP1/AOのデータベースを再編成する場合に使用します。8.7.4 hcmdsdbtrans(データベースのバックアップ・リストア)
hcmdsgetlogs(ログ情報の採取)JP1/AOの運用中に出力されるログ情報を採取してアーカイブファイルに出力します。8.7.5 hcmdsgetlogs(ログ情報の採取)
restoresystem(JP1/AOシステムのリストア)backupsystemコマンドで取得したJP1/AOの設定情報やデータベース情報のバックアップデータをリストアします。8.7.6 restoresystem(JP1/AOシステムのリストア)