8.6.1 deleteservicetemplate(サービステンプレートの削除)

機能

JP1/AOに登録されているサービステンプレートを削除します。

削除したいサービステンプレートのサービステンプレートID,ベンダーID,バージョン番号を指定してコマンドを実行すると,指定したサービステンプレートを削除できます。

形式

deleteservicetemplate

    /name サービステンプレートID

    /vendor サービステンプレートのベンダーID

    /version サービステンプレートのバージョン番号

    /user ユーザーID

    {/password パスワード | /passwordfile パスワードファイルパス}

引数
/name サービステンプレートID
削除するサービステンプレートのIDを指定します。
大文字と小文字は区別しません。
指定できる文字数は,1~64文字です。
使用できる文字の種類は,半角英数字,「-」,「_」,「.」です。
/vendor サービステンプレートのベンダーID
削除するサービステンプレートのベンダーIDを指定します。
大文字と小文字は区別しません。
指定できる文字数は,1~64文字です。
使用できる文字の種類は,半角英数字,「-」,「_」,「.」です。
/version サービステンプレートのバージョン番号
削除するサービステンプレートのバージョン番号を「XX.YY.ZZ」の形式で指定します。
XXYYZZに指定できる文字は,00から99の2桁の半角数字です。
  • XX:メジャーバージョン番号
  • YY:マイナーバージョン番号
  • ZZ:リビジョン番号
/user ユーザーID
JP1/AOのユーザーIDを指定します。
指定できる文字数は,1~256文字です。
使用できる文字の種類は,半角英数字,「!」,「#」,「$」,「%」,「&」,「'」,「(」,「)」,「*」,「+」,「-」,「.」,「=」,「@」,「¥」,「^」,「_」,「|」です。
大文字と小文字は区別しません。
/password パスワード
/userオプションで指定した,ユーザーのパスワードを指定します。
このオプションまたは/passwordfileオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
指定できる文字数は,1~256文字です。
使用できる文字の種類は,/userオプションと同じです。
/passwordfile パスワードファイルパス
/userオプションで指定したユーザーのパスワードファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。パスワードファイルはencryptpasswordコマンドで作成します。
このオプションまたは/passwordオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
格納先

JP1/AOのインストール先フォルダ¥bin

実行権限

OSのAdministrators権限と,JP1/AOのAdminロールまたはDevelopロールの両方を持つユーザーで実行してください。Administrators権限がない場合は,権限昇格を求めるメッセージが表示されます。

注意事項

リリースサービステンプレートは,このコマンドを使用して削除してください。なお,開発サービステンプレートは[エディタ]画面から削除してください。

戻り値

コマンドの戻り値を次の表に示します。

戻り値説明
0正常に終了しました。
1引数が不正です。
2コマンドの実行を中断しました。
3サービスの状態が不正です。
4ほかのコマンドを実行中です。
5通信に失敗しました。
6認証に失敗しました。
7パスの指定が不正です。
9指定したパスが存在しません。
14コマンドの実行権限がありません。
190サービステンプレートの削除に失敗しました。
255そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。
使用例

指定したサービステンプレートを削除する場合のコマンドの使用例を示します。

deleteservicetemplate /name nameA /vendor vendorB /version 01.00.00 /user user01 /password pass01

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