機能
JP1/AOに登録されているサービステンプレートを削除します。
削除したいサービステンプレートのサービステンプレートID,ベンダーID,バージョン番号を指定してコマンドを実行すると,指定したサービステンプレートを削除できます。
形式
deleteservicetemplate
/name サービステンプレートID
/vendor サービステンプレートのベンダーID
/version サービステンプレートのバージョン番号
/user ユーザーID
{/password パスワード | /passwordfile パスワードファイルパス}
引数
- /name サービステンプレートID
- 削除するサービステンプレートのIDを指定します。
- 大文字と小文字は区別しません。
- 指定できる文字数は,1~64文字です。
- 使用できる文字の種類は,半角英数字,「-」,「_」,「.」です。
- /vendor サービステンプレートのベンダーID
- 削除するサービステンプレートのベンダーIDを指定します。
- 大文字と小文字は区別しません。
- 指定できる文字数は,1~64文字です。
- 使用できる文字の種類は,半角英数字,「-」,「_」,「.」です。
- /version サービステンプレートのバージョン番号
- 削除するサービステンプレートのバージョン番号を「XX.YY.ZZ」の形式で指定します。
- XX,YY,ZZに指定できる文字は,00から99の2桁の半角数字です。
- XX:メジャーバージョン番号
- YY:マイナーバージョン番号
- ZZ:リビジョン番号
- /user ユーザーID
- JP1/AOのユーザーIDを指定します。
- 指定できる文字数は,1~256文字です。
- 使用できる文字の種類は,半角英数字,「!」,「#」,「$」,「%」,「&」,「'」,「(」,「)」,「*」,「+」,「-」,「.」,「=」,「@」,「¥」,「^」,「_」,「|」です。
- 大文字と小文字は区別しません。
- /password パスワード
- /userオプションで指定した,ユーザーのパスワードを指定します。
- このオプションまたは/passwordfileオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
- 指定できる文字数は,1~256文字です。
- 使用できる文字の種類は,/userオプションと同じです。
- /passwordfile パスワードファイルパス
- /userオプションで指定したユーザーのパスワードファイルのパスを絶対パスまたは相対パスで指定します。パスワードファイルはencryptpasswordコマンドで作成します。
- このオプションまたは/passwordオプションのどちらかを指定する必要があります。両方のオプションが指定されている場合,およびどちらのオプションも指定されていない場合はエラーとなります。
格納先
JP1/AOのインストール先フォルダ¥bin
実行権限
OSのAdministrators権限と,JP1/AOのAdminロールまたはDevelopロールの両方を持つユーザーで実行してください。Administrators権限がない場合は,権限昇格を求めるメッセージが表示されます。
注意事項
リリースサービステンプレートは,このコマンドを使用して削除してください。なお,開発サービステンプレートは[エディタ]画面から削除してください。
戻り値
コマンドの戻り値を次の表に示します。
戻り値 | 説明 |
---|
0 | 正常に終了しました。 |
1 | 引数が不正です。 |
2 | コマンドの実行を中断しました。 |
3 | サービスの状態が不正です。 |
4 | ほかのコマンドを実行中です。 |
5 | 通信に失敗しました。 |
6 | 認証に失敗しました。 |
7 | パスの指定が不正です。 |
9 | 指定したパスが存在しません。 |
14 | コマンドの実行権限がありません。 |
190 | サービステンプレートの削除に失敗しました。 |
255 | そのほかのエラーでコマンドの実行が中断しました。 |
使用例
指定したサービステンプレートを削除する場合のコマンドの使用例を示します。
deleteservicetemplate /name nameA /vendor vendorB /version 01.00.00 /user user01 /password pass01
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