8.3 コマンドの引数に指定できる文字
コマンドの引数に指定できる文字を次に示します。
- コマンドの引数の指定方法は,Windowsのコマンドプロンプトの仕様に従います。そのため,引数の値に空白や特殊記号を含む場合,「"」で囲みエスケープする必要があります。
- 各コマンドの引数でパスを指定するときに使用できる文字の種類は次のとおりです。
半角英数字,「_」,「.」,「-」,「 」,「(」,「)」,「#」,「@」,「:」,「¥」
- 「:」はドライブ区切りとしてだけ使用できます。
- 「¥」はフォルダ区切りとしてだけ使用できます。
- 引数でパスを指定する場合,UNC形式のパスは指定できません。
- 引数でパスを指定する場合,フォルダ名の先頭または末尾が空白のパスは指定できません。空白だけのフォルダ名の場合も同様です。
- 引数でパスを指定する場合,フォルダ名の先頭または末尾が「.」のパスは指定できません。ピリオドだけのフォルダ名の場合も同様です。
- 特に断りがない場合,パスの長さは絶対パスで1~230文字で指定できます。
- 特に断りがない場合,各コマンドの引数は大文字・小文字が区別されます。
- 次に示す名称はOSの予約語のため,ファイル名およびフォルダ名に指定しないでください。
CON,PRN,AUX,CLOCK$,NUL,COM0,COM1,COM2,COM3,COM4,COM5,COM6,COM7,COM8,COM9,LPT0,LPT1,LPT2,LPT3,LPT4,LPT5,LPT6,LPT7,LPT8,LPT9