8.2 コマンド使用時の注意事項
コマンド使用時の注意事項を次に示します。
- Windows Server 2008のホストで,Administrators権限が必要なコマンドを実行する場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,[管理者として実行]を選択すると,管理者として起動できます。なお,UAC機能が無効の場合,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。
- コマンドプロンプトで「簡易編集モード」を有効にした場合,コマンドプロンプトの画面上でマウスをクリックすると解除するまで画面出力が停止します。このため,「簡易編集モード」を使用しないことを推奨します。
- クラスタ環境でコマンドを使用する場合は,実行系のホストで実行してください。
- コマンドの実行を中断したい場合は,[Ctrl]+[C]キーを押してください。コマンドの実行を中断した場合は,中断時のメッセージを確認して問題が発生していないか確認してください。再実行したい場合は,再度コマンドを実行してください。
- コマンドの実行中に[Ctrl]+[S]キーを押さないでください。[Ctrl]+[S]キーを押すと,コマンドの出力が停止します。
- submittaskコマンドとstoptaskコマンド以外のコマンドは,JP1/AOのほかのコマンドと同時に実行できません。
- コマンドの種類によっては,コマンドを実行した直後に割り込み操作をした場合,「2(コマンドの実行を中断しました)」以外の戻り値が返るときがあります。
- submittaskコマンド,stoptaskコマンドはそれぞれ同時に10個まで実行できます。それを超えて実行した場合,次のメッセージが表示されタスクは実行されません。
KNAE03236-Eコマンドの同時実行数を超えました。実行中のコマンドの終了を待って,再実行してください。
- 次のコマンドを実行する場合,プロパティファイルの設定を変更することで,監査ログに出力されるサブジェクト識別情報を変更できます。
- deleteservicetemplateコマンド
- importservicetemplateコマンド
- listservicesコマンド
- listtasksコマンド
- stoptaskコマンド
- submittaskコマンド
関連トピック
- マニュアル「JP1/AO 構築ガイド」-「プロパティファイル(config_user.properties)」のトピック