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JP1 Version 10 JP1/Automatic Operation 運用ガイド


1.16.1 JP1イベントの通知契機

JP1/AOが発行するJP1イベントはJP1/IMで一元監視できます。JP1/AO がJP1イベントを発行する通知契機を次の表に示します。

表1‒25 JP1イベントの通知契機

通知契機

イベントID

大分類

小分類

タスクの状態検出※1

「応答待ち中」の状態を検出したとき※2

0x00007000

「正常終了」の状態を検出したとき

「失敗」の状態を検出したとき

「キャンセル」の状態を検出したとき

JP1/AOの稼働状態

JP1/AOの起動時

0x00007010

JP1/AOの停止時

タスク処理エンジンの異常検出

タスク処理エンジンのコマンドを実行しエラーになった場合

0x00007020

データベースの異常検出※3

データベースの接続時にエラーになった場合

0x00007030

注※1

JP1/AOでは定期的に(デフォルトでは30秒に1回)タスクの状態を検知します。JP1イベントは,その検知のタイミングで発行されます。なお,検知した状態が前回の検出時と同じである場合,JP1イベントの通知は抑制されます。

注※2

「応答待ち中」に遷移して30秒以内に[応答入力]ダイアログボックスで応答した場合,次の状態に遷移してしまうため,JP1イベントは発行されません。

注※3

同一の事象に起因するJP1イベントは,最初の通知から1時間以内は発行されなくなります。

ポイント

タスク処理エンジンのイベントが多く,画面表示が見づらくなる場合は,JP1/IMの管理画面でフィルタリングしてください。