1.16.1 JP1イベントの通知契機
JP1/AOが発行するJP1イベントはJP1/IMで一元監視できます。JP1/AO がJP1イベントを発行する通知契機を次の表に示します。
通知契機 |
イベントID |
|
---|---|---|
大分類 |
小分類 |
|
タスクの状態検出※1 |
「応答待ち中」の状態を検出したとき※2 |
0x00007000 |
「正常終了」の状態を検出したとき |
||
「失敗」の状態を検出したとき |
||
「キャンセル」の状態を検出したとき |
||
JP1/AOの稼働状態 |
JP1/AOの起動時 |
0x00007010 |
JP1/AOの停止時 |
||
タスク処理エンジンの異常検出 |
タスク処理エンジンのコマンドを実行しエラーになった場合 |
0x00007020 |
データベースの異常検出※3 |
データベースの接続時にエラーになった場合 |
0x00007030 |
- 注※1
-
JP1/AOでは定期的に(デフォルトでは30秒に1回)タスクの状態を検知します。JP1イベントは,その検知のタイミングで発行されます。なお,検知した状態が前回の検出時と同じである場合,JP1イベントの通知は抑制されます。
- 注※2
-
「応答待ち中」に遷移して30秒以内に[応答入力]ダイアログボックスで応答した場合,次の状態に遷移してしまうため,JP1イベントは発行されません。
- 注※3
-
同一の事象に起因するJP1イベントは,最初の通知から1時間以内は発行されなくなります。
- ポイント
-
タスク処理エンジンのイベントが多く,画面表示が見づらくなる場合は,JP1/IMの管理画面でフィルタリングしてください。