1.11 グループの管理
JP1/AOでは,ユーザーごとに利用できる操作対象や機能を設定するために,リソース(サービスやエージェントレス接続先)をグループ化したリソースグループと,組織や業務に応じてユーザーをグループ化したユーザーグループを提供しています。
ユーザーを登録したユーザーグループに,リソースグループを割り当てることでユーザーごとに操作対象へのアクセスを制御できます。また,リソースグループには,操作できる機能を設定したロールを割り当てることで,ユーザーごとに利用できる機能を設定できます。
また,JP1/AOのインストール時に作成されるビルトインリソースグループ,およびビルトインユーザーグループを使用すると,グループを作成しなくても運用が開始できます。
グループの管理でできることを次に示します。
- リソースグループの削除
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必要に応じてリソースグループを削除できます。
リソースグループにリソース(サービス,タスク,履歴,およびエージェントレス接続先定義)が存在する場合,そのリソースグループは削除できません。
ユーザーグループにリソースグループに対するロールが設定されていても,そのリソースグループは削除できます。
- ユーザーグループへのリソースグループとロールの割り当て
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ユーザーグループにリソースグループを割り当てます。ユーザーグループにリソースグループを割り当てることで,ユーザーグループに所属するユーザーが,リソースグループに含まれるサービスを管理・実行できるようになります。
また,割り当てられたリソースグループに対してAdmin,Develop,Modify,またはSubmitのロールを設定できます。
ログイン中のユーザーに対してユーザーグループの権限を変更した場合,そのユーザーのログイン中は変更前の権限が保持されます。そのため,ユーザーグループの権限を変更した場合,システム管理者は各ユーザーに直ちにログアウト・ログインをするようにアナウンスしてください。
- 注意事項
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JP1/AOとHitachi Command Suite製品を同一サーバにインストールした場合,操作画面にはJP1/AOとHitachi Command Suite製品両方の,リソースグループおよびユーザーグループが表示されます。
- Hitachi Command Suite製品のユーザーグループについて
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JP1/AOで,Hitachi Command Suite製品のユーザーグループを管理できます。ただし,Hitachi Command Suite製品のロールが設定されているユーザーグループは削除できません。削除したい場合は,Hitachi Command Suite製品側でロールの設定を解除してください。JP1/AOではHitachi Command Suite製品で設定されたロールを変更できません。
- Hitachi Command Suite製品のリソースグループについて
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JP1/AOで,Hitachi Command Suite製品のリソースグループは管理できません。これは,リソースグループが製品ごとに管理されているためです。
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