JP1/Performance Management - Agent Option for IBM WebSphere MQ
PFM - Agent for IBM WebSphere MQで収集したパフォーマンスデータは,PFM - Agent for IBM WebSphere MQのAgent StoreサービスのStoreデータベースで管理しています。ここではパフォーマンスデータの格納先の変更方法について説明します。
Storeデータベースで管理されるパフォーマンスデータの,次のデータ格納先フォルダを変更したい場合は,jpcconf db define (jpcdbctrl config)コマンドで設定します。Storeデータベースの格納先フォルダを変更する前に収集したパフォーマンスデータが必要な場合は,jpcconf db define (jpcdbctrl config)コマンドの-moveオプションを使用してください。jpcconf db define (jpcdbctrl config)コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
注※ Storeバージョン2.0使用時だけ設定できます。
jpcconf db define (jpcdbctrl config)コマンドで設定するオプション名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
表2-5 パフォーマンスデータの格納先を変更するコマンドの設定項目
| 説明 | オプション名 | 設定できる値(Storeバージョン1.0)※1 | 設定できる値(Storeバージョン2.0)※1 | デフォルト値 ※2 |
|---|---|---|---|---|
| パフォーマンスデータの保存先フォルダ | sd | 1〜127バイトの絶対パス | 1〜214バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名 |
| パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ | bd | 1〜127バイトの絶対パス | 1〜211バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\backup |
| パフォーマンスデータの部分バックアップ先フォルダ | pbd | − | 1〜214バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\partial |
| パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号 | bs | 1〜9 | 1〜9 | 5 |
| パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ | dd | 1〜127バイトの絶対パス | 1〜127バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\dump |
| パフォーマンスデータのインポート先フォルダ | id | − | 1〜222バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\import |
なお,Storeバージョン1.0使用時は,jpcsto.iniファイルを直接編集して変更できます。jpcsto.iniファイルを編集する方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。
Storeバージョン1.0使用時は,jpcsto.iniを直接編集して変更できます。
jpcsto.iniファイルで編集するラベル名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
表2-6 パフォーマンスデータの格納先の設定項目(jpcsto.iniの[Data Section]セクション)
| 説明 | ラベル名 | 設定できる値(Storeバージョン1.0)※1 | デフォルト値※2 |
|---|---|---|---|
| パフォーマンスデータの保存先フォルダ | Store Dir※3 | 1〜127バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名 |
| パフォーマンスデータのバックアップ先フォルダ | Backup Dir※3 | 1〜127バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\backup |
| パフォーマンスデータを退避する場合の最大世代番号 | Backup Save | 1〜9 | 5 |
| パフォーマンスデータのエクスポート先フォルダ | Dump Dir※3 | 1〜127バイトの絶対パス | インストール先フォルダ\agt9\store\インスタンス名\dump |
手順を次に示します。
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