アラーム一覧
PFM - Agent for IBM WebSphere MQの監視テンプレートで定義されているアラームは,「PFM IBMWebSphereMQ Template Alarms 09.00」というアラームテーブルにまとめられています。「09.00」は,監視テンプレートのアラームテーブルのバージョンを示し,PFM - Agent for IBM WebSphere MQのバージョンとともに変化します。PFM - Agent for IBM WebSphere MQのバージョンとアラームテーブルのバージョンの関係は,「付録I バージョン互換」を参照してください。このアラームテーブルは,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]タブに表示される「IBMWebSphereMQ」ディレクトリに格納されています。監視テンプレートで定義されているアラームをアルファベット順で次の表に示します。
表5-1 アラーム一覧
アラーム名 | 監視対象 | 監視目的 |
---|---|---|
Application Exist | アプリケーションの存在 | 稼働状況監視 |
Channel Event | チャネルイベントの存在 | 性能情報監視 |
Channel Status | チャネルの状況 | 稼働状況監視 |
Current Sys Q Depth | システムキューに入っているメッセージの使用率 | 性能情報監視 |
Current User Q Depth | ユーザーキューに入っているメッセージの使用率 | 性能情報監視 |
Inhibit Get | メッセージをキューから読み取るための権限 | 稼働状況監視 |
Inhibit Put | メッセージをキューに書き込むための権限 | 稼働状況監視 |
Open Input Count | オープン入力カウント | 性能情報監視 |
Open Output Count | オープン出力カウント | 性能情報監視 |
Performance Event | パフォーマンスイベントの存在 | 性能情報監視 |
Q Manager Event | キューマネージャーイベントの存在 | 性能情報監視 |
Q Manager Status | キューマネージャーの状況 | 稼働状況監視 |
Uncommitted Msgs | 未コミットメッセージ | 性能情報監視 |
PFM - Agent for IBM WebSphere MQでは,監視テンプレートとして,システムが正常に運用しているかどうかを監視する稼働情報監視のアラームと,システムが十分なサービスを提供しているかどうかを監視する性能情報監視のアラームを提供しています。目的に合わせて必要なアラームを設定してください。