まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - Agentをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - Agentをインストールすることはできません。
なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - Agentをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - Agentの順でインストールしてください。
同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合,PFM - Agent相互のインストール順序は問いません。
![[図データ]](figure/zu903030.gif)
UNIXホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,CD-ROMの提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。JP1/NETM/DMを使用する方法については,次のマニュアルを参照してください。
- 「JP1/NETM/DM Manager」
- 「JP1/NETM/DM SubManager(UNIX(R)用)」
- 「JP1/NETM/DM Client(UNIX(R)用)」
- 注意
- インストールするホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。なお,停止するサービスは物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。サービスの停止方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- 参考
- PFM - Web Consoleを除くPerformance Managementインストール先ディレクトリは,インストール時に自動的に生成されます。2回目以降のインストールでも,初回のインストール時に指定したディレクトリにインストールされます。
CD-ROMの提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。
- Performance Managementプログラムをインストールするホストに,スーパーユーザーでログインするか,またはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。
- ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。
- Performance Managementのプログラムの媒体をセットする。
- mountコマンドを実行して,CD-ROM装置をマウントする。
例えば,CD-ROM装置を/cdromにマウントする場合,次のように指定してコマンドを実行します。
/usr/sbin/mount -r -v cdrfs デバイススペシャルファイル名 /cdrom
- 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。
/cdrom/AIX/SETUP /cdrom
Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。
- 初期画面で「I」を入力する。
インストールできるプログラムの一覧が表示されます。
- インストールしたいPerformance Managementのプログラムを選択して,「I」を入力する。
選択したプログラムがインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースキーで選択します。
- インストールが正常終了したら,「Q」を入力する。
Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。