付録J JP1/ITSLMとの連携

PFM - Agent for Cosminexusは,JP1/ITSLM連携することによって,監視を強化できます。

PFM - Agent for Cosminexusは,JP1/ITSLM上での監視を実現するために,JP1/ITSLM用のデフォルト監視項目をPFM - Managerに提供します。

PFM - Agent for CosminexusからPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目は次のとおりです。

表J-1  PFM - Agent for CosminexusがPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目

フィールド名
(レコード名)
説明
FULL_GC_COUNT
(PI_JVM)
フルガーベージコレクションの発生回数。
FAILED_REQUEST_COUNT
(PI_JCAR)
JCAリソースのコネクション取得失敗数。
MAX_WAITING_REQUEST_QUEUE_RATE
(PI_WEBM)
Webアプリケーションの実行待ちリクエストキューの最大滞留率。
MAX_SESSION_RATE
(PI_WEBM)
Webアプリケーションのセッション最大使用率。
MAX_WAITING_REQUEST_QUEUE_RATE
(PI_WEBC)
Webコンテナの実行待ちリクエストキューの最大滞留率。
MAX_WAITING_REQUEST_QUEUE_RATE
(PI_WEBU)
URLグループの実行待ちリクエストキューの最大滞留率。
MAX_USING_E_HEAP_RATE
(PI_JVM)
Explicitヒープの最大使用率。

これらのデフォルト監視項目はPFM - Agent for Cosminexusのインストール時にPFM - Managerに自動的に追加されます。PFM - Agent for Cosminexus側の設定はありません。PFM - Manager側でセットアップコマンドを実行する必要があります。