明示管理ヒープ機能で使用する領域(Explicitヒープ)の使用状況を監視することで,Cosminexus全体の処理性能の低下を検出,または予測できます。
Explicitヒープの使用状況は,監視テンプレートで提供している「Java VM EHeap」アラームを使用することで監視できます。
監視テンプレート「Java VM EHeap」アラームを次の表に示します。
表1-7 Explicitヒープの使用状況の監視例(Java VM EHeapアラームを使用する場合)
アラーム | 使用レコード | 使用フィールド | 異常条件 | 警告条件 | 値の見方 |
---|---|---|---|---|---|
Java VM EHeap | PI_JVM | Max Using Eheap % | Max Using Eheap % >= 100 | Max Using Eheap % >=80 | Explicitヒープの最大使用率が80%以上になったら警告とする。 最大使用率が100%に達したら異常とする。 |
Java VM EHeap アラームの詳細については,「5. 監視テンプレート」の「Java VM EHeap」を参照してください。