付録J JP1/ITSLMとの連携

PFM - Agent for WebLogic Serverは,JP1/ITSLM連携することによって,監視を強化できます。

PFM - Agent for WebLogic Serverは,JP1/ITSLM上での監視を実現するために,JP1/ITSLM用のデフォルト監視項目をPFM-Managerに提供します。

PFM - Agent for WebLogic ServerからPFM-Managerに提供するデフォルト監視項目は次のとおりです。

表J-1 PFM - Agent for WebLogic ServerがPFM-Managerに提供するデフォルト監視項目

フィールド名
(レコード名)
説明
HEAP_SIZE_PERCENT
(PI_JVM)
Javaヒープの使用率。
TOTAL_GARBAGE_COLLECTION_TIME
(PI_ JVM)
ガベージコレクションの実行時間。
WAITING_FOR_CONN_COUNT
(PI_JDBC)
待機している接続要求の数(JDBC)。
QUEUE_LENGTH
(PI_THRP)
滞留中のリクエスト数(スレッドプール)。
LOCKED_USERS_CURRENT_COUNT
(PI_SEC)
ロックされているユーザ数。

これらのデフォルト監視項目はPFM - Agent for WebLogic Serverのインストール時にPFM - Managerに自動的に追加されます。PFM - Agent for WebLogic Server側の設定はありません。PFM - Manager側でセットアップコマンドを実行する必要があります。