まず,PFM - Baseをインストールし,次にPFM - Agentをインストールします。PFM - BaseがインストールされていないホストにPFM - Agentをインストールすることはできません。
なお,PFM - Managerと同一ホストにPFM - Agentをインストールする場合は,PFM - Manager,PFM - Agentの順でインストールしてください。また,Storeデータベースのバージョン1.0からバージョン2.0にバージョンアップする場合,PFM - AgentとPFM - ManagerまたはPFM - Baseのインストール順序によって,セットアップ方法が異なります。Storeバージョン2.0のセットアップ方法については,「2.4.3 Storeバージョン2.0への移行」を参照してください。
同一ホストに複数のPFM - Agentをインストールする場合,PFM - Agent相互のインストール順序は問いません。
図2-3 プログラムのインストール順序
![[図データ]](figure/zu020300.gif)
WindowsホストにPerformance Managementプログラムをインストールするには,CD-ROMの提供媒体を使用する方法と,JP1/NETM/DMを使用してリモートインストールする方法があります。JP1/NETM/DMを使用する方法については,マニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1(Windows(R)用)」を参照してください。
- OS共通の注意事項
- インストールするホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。なお,停止するサービスは,物理ホスト上および論理ホスト上のすべてのサービスです。サービスの停止方法は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの起動と停止について説明している章を参照してください。
- Windows Server 2008の環境でインストールする場合の注意事項
- OSのユーザーアカウント制御機能(UAC)を有効にしている場合は,インストール中にユーザーアカウント制御のダイアログボックスが表示されることがあります。ダイアログボックスが表示された場合は,[続行]ボタンをクリックしてインストールを続行してください。[キャンセル]ボタンをクリックした場合は,インストールが中止されます。
CD-ROMの提供媒体を使用する場合のインストール手順を次に示します。
- Performance Managementプログラムをインストールするホストに,Administrators権限でログオンする。
- Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。
- 提供媒体をCD-ROMドライブに入れる。
起動したインストーラーの指示に従ってインストールを進めます。
インストール時に定義する情報を次に示します。
- ユーザー情報
ユーザー名などを入力します。
- インストール先フォルダ
Performance Managementプログラムをインストールするフォルダを指定します。
インストール先フォルダは,[ディレクトリの選択]ダイアログボックスで設定して[OK]ボタンをクリックした時点で作成されます。誤ったフォルダを作成した場合はインストール後にフォルダを削除してください。
- プログラムフォルダ
Windowsの[スタート]-[すべてのプログラム]メニューに登録されるプログラムメニュー名を指定します。
デフォルトでは,[Performance Management]が登録されます。
- 参考
- PFM - Web Consoleを除くPerformance Managementインストール先フォルダおよびプログラムフォルダは,そのホストに初めてPerformance Managementプログラムがインストールされるときだけ指定できます。2回目以降のインストールでは,初回のインストール時に指定したフォルダにインストールまたは登録されます。