トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてrootユーザー権限を持つユーザーが実行してください。
/opt/jp1pc/tools/jpcras /tmp/jpc/agt all all
jpcrasコマンドを実行すると,PFMサービスの一覧取得および起動状態の確認のため,内部的にjpctool service list -id * -host * (jpcctrl list * host=*)コマンドが実行されます。コマンド実行ホストとほかのPerformance Managementシステムのホストとの間にファイアウォールが設定されていたり,システム構成が大規模だったりすると,jpctool service list -id * -host * (jpcctrl list * host=*)コマンドの実行に時間が掛かる場合があります。そのような場合は,環境変数JPC_COLCTRLNOHOSTに1を設定することでjpctool service list -id * -host * (jpcctrl list * host=*)コマンドの処理を抑止し,コマンドの実行時間を短縮できます。
jpcrasコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
論理ホスト運用のPerformance Managementの資料は共有ディスクにあり,資料は実行系と待機系の両方で採取する必要があります。
トラブルの要因を調べるための資料の採取には,jpcrasコマンドを使用します。資料採取コマンドの実行手順を次に示します。なお,ここで説明する操作は,OSユーザーとしてrootユーザー権限を持つユーザーが実行してください。
/opt/jp1pc/tools/jpcras /tmp/jpc/agt all all
次のディレクトリの下にあるファイルを,サブディレクトリ以下も含めてすべて手動で採取してください。
PFM - Agent for WebSphere Application Serverインストール先ディレクトリ/profiles/プロファイル名/config/cells/セル名/nodes/ノード名/servers/サーバ名
PFM - Agent for WebSphere Application Serverインストール先ディレクトリ/profiles/プロファイル名/logs
トラブル発生時のオペレーション内容を確認し,記録しておいてください。確認が必要な情報を次に示します。
次に示すエラー情報を採取してください。
上記以外で必要な情報を採取してください。