2.3.1 稼働状況監視の例

ここでは,稼働状況監視の設定例を紹介します。

<この項の構成>
(1) 必要なメモリー空き容量があるか
(2) ハードページフォールト

(1) 必要なメモリー空き容量があるか

必要なメモリー空き容量があるかを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2-1 メモリー空き容量を監視する設定例

使用レコード使用フィールド異常値
PI_WSMemory Available Bytes4,194,304以下
対処方法
使用可能なメモリーが少ないため,メモリーを追加するか,不要処理を終了させるなど,システム上の作業負荷を軽減してください。

(2) ハードページフォールト

ハードページフォールトを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2-2 ハードページフォールトを監視する設定例

使用レコード使用フィールド異常値
PI_WSMemory Page Reads/sec6以上
対処方法
ハードページフォールトの発生が多いため,メモリーを追加するか,不要処理を終了させるなど,システム上の作業負荷を軽減してください。