セットアップやサービスの起動に関するトラブルの対処方法を次に示します。
考えられる要因およびその対処方法を次に示します。
jpcspm start (jpcstart)コマンドを実行してから,または[サービス]アイコンでサービスを開始してから,実際にサービスが起動するまで時間が掛かることがあります。次の要因で時間が掛かっている場合,2回目の起動時からはサービスの起動までに掛かる時間が短縮されます。
Performance Managementのプログラムのサービスを停止した直後に,このサービスが使用していたポート番号で,ほかのプログラムがサービスを開始した場合,通信が正しく実行されないことがあります。この現象を回避するために,次のどちらかの設定をしてください。
Storeデータベースが使用しているディスクに十分な空き容量がない場合,Storeデータベースへのデータの格納が中断されます。この場合,「ディスク容量が不足しています」というメッセージが出力されたあと,Master StoreサービスまたはAgent Storeサービスが停止します。
このメッセージが表示された場合,次のどちらかの対処をしてください。
これらの対処を実施したあともMaster StoreサービスまたはAgent Storeサービスが起動されない場合,Storeデータベースに回復できない論理矛盾が発生しています。この場合,バックアップデータからStoreデータベースをリストアしたあと,Master StoreサービスまたはAgent Storeサービスを起動してください。利用できるバックアップデータが存在しない場合は,Storeデータベースを初期化したあと,Master StoreサービスまたはAgent Storeサービスを起動してください。Storeデータベースを初期化するには,Storeデータベースの格納先フォルダにある次のファイルをすべて削除してください。
Storeデータベースの格納先フォルダについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の,インストールとセットアップについて説明している章および付録を参照してください。