付録G バージョンアップ手順とバージョンアップ時の注意事項

PFM - Agent for IISをバージョンアップするには,PFM - Agent for IISを上書きインストールします。インストールの操作の詳細については,「3. インストールとセットアップ」を参照してください。

また,旧バージョンのPerformance Managementからの移行(07-50以前から08-00以降へのバージョンアップ)についての詳細は,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の付録に記載されている移行手順と移行時の注意事項を参照してください。

注意
  • バージョンアップする際には,古いバージョンのPFM - Agent for IISをアンインストールしないでください。アンインストールすると,古いバージョンで作成したパフォーマンスデータなども一緒に削除されてしまうため,新しいバージョンで使用できなくなります。
  • PFM - Agent for IISを上書きインストールすると,次の項目が自動的に更新されます。
    ・Agent StoreサービスのStoreデータベースファイル
    ・iniファイル
  • バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムでは,Store実行プログラム(Windowsの場合jpcsto.exeおよびstpqlpr.exe,UNIXの場合jpcstoおよびstpqlpr)の配置先が変更されています。PFM - ManagerおよびPFM - Agentを08-00以降にバージョンアップする際に,旧配置先のStore実行プログラムは削除されます。
  • バージョンアップでStoreデータベースのデータモデルバージョンが変更される場合,既存のStoreデータベースが自動的にバージョンアップされるため,一時的にStoreデータベースのディスク占有量が2倍になります。バージョンアップインストールする前に,Storeデータベースの格納先のディスクに十分な空き容量があるかどうか確認してください。必要な空き容量は,現在のStoreデータベースの合計サイズを基準に考慮してください。例えば,現在のStoreデータベースの合計サイズが100ギガバイトの場合,バージョンアップインストールに必要なディスクの空き容量は200ギガバイト以上です。Storeデータベースの格納先ディスクを変更している場合は,変更後のディスク容量に対して考慮してください。