アラーム一覧

PFM - Agent for IISの監視テンプレートで定義されているアラームは,

「PFM IIS Template Alarms 09.51」というアラームテーブルにまとめられています。「09.51」は,アラームテーブルのバージョンを示します。このアラームテーブルは,PFM - Web Consoleの[アラーム階層]タブに表示される「IIS」フォルダに格納されています。監視テンプレートで定義されているアラームを次の表に示します。

表5-1 アラーム一覧(監視テンプレート)

アラーム名監視対象
APNT Errors/secASP.NETの1秒間当たりのエラー数を監視します。この値には接続エラー,コンパイルエラー,およびランタイムエラーが含まれます。この値が"0"より大きい場合はサーバの構成,ASP.NETページのスクリプトに何らかの問題があります。この値は,監視間隔の平均値となります。
APNT Reqs QueuedASP.NETのキューの待ち数を監視します。負荷の増加率以上にこの値が増加する場合は,ASP.NETページのスクリプトが複雑すぎます。この値は,監視間隔の平均値となります。
APNT Reqs RejectedASP.NETのリクエストに対し,実行されなかった数を監視します。実行されない理由はキューが満杯の場合,または接続数を処理するだけのリソースがないためです。この値が"1"以上の場合は,ASP.NETページのスクリプトが複雑すぎます。この値は,監視間隔の平均値となります。
ASP Errors/secASPの1秒間当たりのエラー数を監視します。この値には接続エラー,コンパイルエラー,およびランタイムエラーが含まれます。この値が"0"より大きい場合はサーバの構成,ASPページのスクリプトに何らかの問題があります。この値は,監視間隔の平均値となります。
ASP Reqs QueuedASPのキューの待ち数を監視します。負荷の増加率以上にこの値が増加する場合は,ASPページのスクリプトが複雑すぎます。この値は,監視間隔の平均値となります。
ASP Reqs RejectedASPのリクエストに対し,実行されなかった数を監視します。実行されない理由はキューが満杯の場合,または接続数を処理するだけのリソースがないためです。この値が"1"以上の場合は,ASPページのスクリプトが複雑すぎます。この値は,監視間隔の平均値となります。
Logical Disk QueueDisk QueueのREAD,WRITE要求の平均値を監視します。"2"未満が望ましい値です。この値は,監視間隔の平均値となります。
Mem Available Bytesコンピュータ上で現在利用できる物理メモリー容量を監視します。物理メモリーの総容量からOSや実行中のアプリケーションが使用しているメモリー容量を引いた値です。この値は,監視間隔の平均値となります。
Pages Reads/secハードページフォールト(実際にハードディスクとやりとりしなければならないページフォールト)の数を監視します。表示される値は,読み取り操作で取得したページ数でなく,読み取り操作の回数です。毎秒5回以上読み取り操作が続いている状態の場合は,メモリー不足の可能性が高いです。この値は,監視間隔の平均値となります。
Physical Disk QueueDisk QueueのREAD,WRITE要求の平均値を監視します。"2"未満が望ましいです。この値は,監視間隔の平均値となります。