Message Queues（PI_MQ）レコードには，MSExchange IP Private（サーバ内蓄積）についてのある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。

ハブトランスポート機能とメールボックス機能を異なるマシンに構築したExchange Server 2007ならびにExchange Server 2010の環境でこのレコードを収集する場合は，PI_MQレコードの収集処理オプションに1を指定してください。

なお，PI_MQレコードの収集処理オプションに1を指定した場合，そのマシンに構築されていない機能に相当するフィールドには，0が設定されます。

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	60	○
Collection Offset	0	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

なし

Exchange Serverの設定から設定変更まで

• 固定部：757バイト
• 可変部：0バイト

View名 （Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
MTA Work Queue Length （EXCH_IS_MTA_WORK_QUEUE_LEN）	メッセージ転送エージェントのキュー内の個数。※	Avg	ulong	No	−
Private Avg Time for Delivery （EXCH_IS_PVT_AVG_TIME_DELV）	プライベートシステムインフォメーションストアの配信の平均時間。※	Avg	double	No	−
Private Send Queue Size （EXCH_IS_PVT_SEND_QUEUE_SIZE）	メールボックスストアの送信キューにあるメッセージの数。※	Avg	double	No	−
Public Send Queue Size （EXCH_IS_PUB_SEND_QUEUE_SIZE）	パブリックストアの送信キューにあるメッセージの数。※	Avg	double	No	−
Interval （INTERVAL）	情報が収集された間隔（秒単位）。	Add	ulong	No	−
Record Time （RECORD_TIME）	レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。	Copy	time_t	No	−
Record Type （INPUT_RECORD_TYPE）	レコードタイプ識別子。	Copy	char(8)	No	−

注※

PI_MQレコードの収集処理オプションに1を設定した場合，そのマシンに構築されていない機能に相当するフィールドには0が設定されます。