クラスタシステムで,論理ホスト運用するPFM - Agent for Exchange Serverのインストールおよびセットアップの流れを次の図に示します。
図4-3 クラスタシステムで論理ホスト運用するPFM - Agent for Exchange Serverのインストールおよびセットアップの流れ
論理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverをセットアップした場合,物理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverは動作させないでください。論理ホスト環境を作成後,物理ホスト環境のPFM - Agent for Exchange Serverのサービスの起動方法が「自動」になっている場合には,「手動」に変更してください。
なお,ユーザー入力を必要とするセットアップコマンドは,対話形式で実行するか非対話形式で実行するかを選択できます。
対話形式で実行する場合は,コマンドの指示に従ってユーザーが値を入力する必要があります。
非対話形式で実行する場合は,コマンド実行中に必要となる入力作業を,オプション指定や定義ファイルで代替するため,ユーザー入力が不要になります。また,バッチ処理やリモート実行によってセットアップ作業を自動化できるため,管理者の負担や運用コストを低減できます。非対話形式のコマンドは,次のような場合に便利です。
コマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」を参照してください。