PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleを使ってPFM - Agentを一元管理するために,PFM - ManagerおよびPFM - Web ConsoleにPFM - Agent for Exchange Serverを登録する必要があります。
PFM - Managerのバージョンが08-50以降の場合,PFM - Agentの登録は自動で行われるため,ここで説明する手順は不要です。ただし,PFM - Managerのリリースノートに記載されていないデータモデルバージョンのPFM - Agentは手動で登録する必要があります。なお,PFM - Agent for Exchange Serverのデータモデルのバージョンについては,「付録H バージョン互換」を参照してください。
PFM - Agentの登録の流れを次に示します。
図3-6 PFM - Agentの登録の流れ
PFM - Agent for Exchange ServerをインストールしたホストにあるセットアップファイルをPFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleをインストールしたホストにコピーします。手順を次に示します。
表3-2 コピーするセットアップファイル
コピー先 | PFM - Agent の セットアップファイル | ||
---|---|---|---|
PFMプログラム名 | OS | コピー先フォルダ | |
PFM - Manager | Windows | PFM - Managerのインストール先フォルダ¥setup¥ | インストール先フォルダ¥setup¥jpcagtyw.EXE |
UNIX | /opt/jp1pc/setup/ | インストール先フォルダ¥setup¥jpcagtyu.Z | |
PFM - Web Console | Windows | PFM - Web Consoleのインストール先フォルダ¥setup¥ | インストール先フォルダ¥setup¥jpcagtyw.EXE |
UNIX | /opt/jp1pcwebcon/setup/ | インストール先フォルダ¥setup¥jpcagtyu.Z |
PFM - ManagerでPFM - Agent for Exchange Serverをセットアップするための次のコマンドを実行します。
jpcconf agent setup -key Exchange (jpcagtsetup agty)
ここでは,対話形式の実行例を示していますが,jpcconf agent setupコマンドは非対話形式でも実行できます。jpcconf agent setupコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。
PFM - ManagerホストにあるPFM - Agentのセットアップファイルは,この作業が終了したあと,削除してもかまいません。
PFM - Web ConsoleでPFM - Agent for Exchange Serverをセットアップするための次のコマンドを実行します。
jpcwagtsetup
PFM - Web ConsoleホストにあるPFM - Agentのセットアップファイルは,この作業が終了したあと削除してもかまいません。