2.3.1 稼働状況監視の例

ここでは,稼働状況監視の設定例を紹介します。

<この項の構成>
(1) ディスク空き容量
(2) CPU負荷

(1) ディスク空き容量

必要なディスク空き容量があるかを監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2-1 ディスク空き容量を監視する設定例

使用レコード使用フィールド異常値
PI_LDP% Free Space15以下
対処方法
ホスト内のデータについて移動,退避,削除などの対応を行い,空き容量を確保してください。

(2) CPU負荷

CPU負荷を監視するレコードとフィールド,および異常時の対処方法を次に示します。

表2-2 CPU負荷を監視する設定例

使用レコード使用フィールド異常値
PI_SYSPProcessor Queue Length3以上
対処方法
CPUボトルネックを示しています。プロセッサーを追加するか,システム上の作業負荷を軽減してください。