8.4.2 トラブルシューティング時に採取するPerformance Managementの情報

Performance Managementに関する次の情報の採取が必要です。また,ネットワーク接続でのトラブルの場合,接続先マシン上のファイルの採取も必要です。Performance Managementの情報を次の表に示します。

表8-5 Performance Managementの情報

情報の種類概要デフォルトのファイル名jpcrasコマンドでの採取
共通メッセージログPerformance Managementから出力されるメッセージログ(シーケンシャルファイル方式)インストール先フォルダ¥log¥jpclog{01|02}※1
Performance Managementから出力されるメッセージログ(ラップアラウンドファイル方式)インストール先フォルダ¥log¥jpclogw{01|02}※1
構成情報各構成情報ファイル
jpctool service list (jpcctrl list)コマンドの出力結果
バージョン情報製品バージョン
履歴情報
データベース情報Agent Store
  • Storeバージョン1.0の場合
    インストール先フォルダ¥agty¥store¥*.DB
    インストール先フォルダ¥agty¥store¥*.IDX
  • Storeバージョン2.0の場合
    インストール先フォルダ¥agty¥store¥STPD
    インストール先フォルダ¥agty¥store¥STPIフォルダ下の次に示すファイル。
    *.DB
    *.IDX
トレースログPerformance Managementのプログラムの各サービスのトレース情報※2
インストールログ※3インストール時のメッセージログ
(Windows Server 2003の場合)
%TEMP%¥pfm_inst.log×
インストール時のメッセージログ
(Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合)
システムフォルダ¥TEMP¥HCDINSTフォルダ下の次に示すファイル。
  • HCDMAIN.LOGおよびHCDMAINn.LOG※4
  • HCDINST.LOGおよびHCDINSTn.LOG※4
  • P-2A2C-AC94
    [_{1|2|3|4|5}].LOG
×
(凡例)
○:採取できる
×:採取できない
-:該当しない
注※1
ログファイルの出力方式については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」の,Performance Managementの障害検知について説明している章を参照してください。
注※2
トレースログの格納先フォルダについては,「8.3.2 トラブルシューティング時に参照するログファイルおよびフォルダ一覧」を参照してください。
注※3
インストールに失敗した場合に採取してください。
注※4
nは数字を示します。