DB Response
概要
DB Responseアラームは,特定のDBにアクセスできるかを監視します。DBにアクセスして反応がない場合にダウンしたと判断して,アラームを発行します。
- 注意事項
-
デフォルトの場合,DB Responseアラームのステータスは,「正常」のままとなります。
DB Responseアラームを使用する場合は,PFM - Agent for Dominoのプロパティ「Health Check Options」−「Database Check」の項目を設定したあと,「Check」に「Yes」を設定してください。チェック対象となるデータベース名「DBFileName」には,デフォルトで「help/readme.nsf」が設定されています。
Lotus Domino R8.5以降を監視対象とする場合,「help/readme.nsf」は存在しないため,アクセスエラーとなります。「DBFileName」の値をシステムに存在するデータベース名(「help/help85_client.nsf」など)に変更してください。また,関連レポートを表示する場合は,PFM - Agent for Dominoのプロパティ「Interval Records」−「PI_PIHC」の「Log」に「Yes」を設定してください。PFM - Agent for Dominoのプロパティの詳細については,「付録F.2 Agent Collectorサービスのプロパティ一覧」を参照してください。
主な設定
PFM - Web Consoleのアラームプロパティ |
設定値 |
|
---|---|---|
項目 |
詳細項目 |
|
基本情報 |
プロダクト |
Domino(4.0) |
メッセージテキスト |
DB Response is %CVS2 |
|
値の存在を監視するアラームとする |
しない |
|
アラームを有効にする |
する |
|
常にアラーム通知する |
しない |
|
すべてのデータを評価する |
しない |
|
監視時刻範囲 |
常に監視する |
|
発生頻度を満たした時にアラーム通知する |
する |
|
インターバル中 |
5 |
|
回しきい値超過 |
5 |
|
アクション |
Eメール |
− |
コマンド |
− |
|
SNMP |
異常,警告,正常 |
|
条件式 |
レコード |
Health Check Overview(PI_PIHC) |
フィールド |
CheckName,ResponseTime |
|
異常条件 |
CheckName=DBACS ResponseTime=-1 |
|
警告条件 |
CheckName=DBACS ResponseTime=-1 |
- (凡例)
-
−:設定は常に無効です。
アラームテーブル
PFM Domino Template Alarms [DB] 09.00
関連レポート
Reports/Domino/Troubleshooting/Recent Past/Server Status Summary(4.0)