6.3　任意の統計値情報収集の注意事項

User Defined Stat Overview（PI_PIST）レコードを使用して，監視を行う場合の注意事項を次に示します。

サブセクション名（[SUB3]など）を33個以上指定した場合，33個目以降は無視されます。
signに指定する識別子は，必ずユニークになるように指定してください。ただし，識別子が重複している場合でもエラーになりません。同一識別子の場合は，StatDefine.iniファイルの最初のほうに記述されているサブセクション（[SUB1]など）の統計値情報は収集されますが，あとに記述されているサブセクションの統計値情報は収集されません。
valueに指定できる統計値名は，数値形式の値が格納されるものだけです。文字列形式の値が格納される統計値名を指定した場合は，常に値が0で収集されます。また，指定した統計値がドミノサーバ上で発生していない（統計値として存在していない）場合，値は収集されません。
StatDefine.iniファイルへの絶対パスが誤っている場合，またはファイルに読み込み権限がない場合，統計値情報は収集されません。また，StatDefine.iniファイルの書式に誤りがあり，ファイルの内容が読み込めない場合も，統計値情報は収集されません。