2.3 PFM - Agent for Dominoのシステム構成の変更
監視対象システムのネットワーク構成の変更や，ホスト名の変更などに応じて，PFM - Agent for Dominoのシステム構成を変更する場合があります。
PFM - Agent for Dominoのシステム構成を変更する場合，PFM - ManagerやPFM - Web Consoleの設定変更もあわせて変更する必要があります。Performance Managementのシステム構成を変更する手順の詳細については，マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」の，インストールとセットアップについて説明している章を参照してください。
なお，PFM - Agent for Dominoでは，PFM - Agent for Dominoのヘルスチェック機能を使用している場合，物理ホスト名またはエイリアス名を変更するとき，および論理ホスト名を変更するときは，作成済みのすべてのインスタンス環境で定義ファイルを編集してください。PFM - Agent for Dominoのヘルスチェック機能を使用していない場合は，物理ホスト名またはエイリアス名を変更するとき，および論理ホスト名を変更するときにも固有の追加作業は必要ありません。
-
物理ホスト名またはエイリアス名を変更するとき
編集する定義ファイルと編集内容を次に示します。
-
定義ファイル
インストール先フォルダ\agtl\agent\インスタンス名\jpcagt.ini
-
編集内容
次に示す(1)〜(5)の順番で，[Health Check Options]セクションの各エントリの値に，新しいホスト名を設定します。
(1) [[HTTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(2) [[SMTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(3) [[POP3 Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(4) [[LDAP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(5) [[NNTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
-
-
論理ホスト名を変更するとき
編集する定義ファイルと編集内容を次に示します。
-
定義ファイル
環境フォルダ\jp1pc\agtl\agent\インスタンス名\jpcagt.ini
-
編集内容
次に示す(1)〜(5)の順番で，[Health Check Options]セクションの各エントリの値に，新しいホスト名を設定します。
(1) [[HTTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(2) [[SMTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(3) [[POP3 Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(4) [[LDAP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
(5) [[NNTP Port Check]]サブセクションのHostエントリ
-