ジョブネットの稼働状況

Jobnet Delay Detail（PI_JDD）レコードには，ジョブネットの開始遅延・終了遅延数といった，ジョブネット遅延状況についてのある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは，複数インスタンスレコードです。

注意

• このレコードは，JP1イベントを使用して情報を収集します。したがって，このレコードを収集するためには，JP1/Base Eventサービスを起動しておく必要があります。JP1/Base Eventサービスが起動していない場合，情報が正しく収集されません。詳細については，マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
• JP1イベントの送受信に遅延が発生した場合，収集情報が遅れて表示されるおそれがあります。

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	300	○
Collection Offset	0	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

SCHEDULER_SERVICE_NAME

「JP1/AJS3サービス」または「JP1/AJS2サービス」の起動から終了までです。

• 固定部：937バイト
• 可変部：95バイト

PFM - View名 （PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
End Delay （END_DELAY）	収集間隔の間に終了遅延になったルートジョブネットの数。	AVG	ulong	No	−
Interval （interval）	Jobnet Delay Detail（PI_JDD）レコードが格納されたインターバルの秒数。	COPY	ulong	No	−
Manager Host Name （MANAGER_HOST_NAME）	監視対象マネージャーホスト名。	COPY	string(256)	No	−
Net End Delay （NET_END_DELAY）	収集間隔の間に終了遅延になったジョブネットの数。	AVG	ulong	No	−
Net Start Delay （NET_START_DELAY）	収集間隔の間に開始遅延になったジョブネットの数。	AVG	ulong	No	−
Record Time （record_time）	レコードが作成された時刻（グリニッジ標準時）。	COPY	time_t	No	−
Record Type （szRecordType）	レコード種別。常に「JDD」。	COPY	char(8)	No	−
Scheduler Service Name （SCHEDULER_SERVICE_NAME）	監視対象スケジューラーサービス名。	COPY	string(31)	No	−
Start Delay （START_DELAY）	収集間隔の間に開始遅延になったルートジョブネットの数。	AVG	ulong	No	−