このマニュアルは,JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3の機能や収集レコードなどについて説明したものです。
対象読者
このマニュアルは,次の方を対象としています。
また,監視対象システムの運用,およびJP1/AJS3,またはJP1/AJS2について熟知していることを前提としています。
なお,JP1/Performance Managementを使用したシステムの構築,運用方法については,次のマニュアルもあわせてお読みください。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す編から構成されています。なお,このマニュアルは,Windows Server 2003(Windows Server 2003 (x86),Windows Server 2003 (x64)),Windows Server 2008,HP-UX,Solaris,AIX,およびLinux(R)の各OS(Operating System)に共通のマニュアルです。OSごとに差異がある場合は,本文中でそのつど内容を書き分けています。
読書手順
このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。
マニュアルを読む目的 | 記述個所 |
---|---|
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3の特長を知りたい。 | 1章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3の活用例を知りたい。 | 1章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3をWindowsホストに導入するときの作業を知りたい。 | 2章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3をUNIXホストに導入するときの作業を知りたい。 | 3章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3のクラスタシステムでの運用を知りたい。 | 4章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3の監視テンプレートについて知りたい。 | 5章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3のレコードについて知りたい。 | 6章 |
JP1/Performance Management - Agent Option for JP1/AJS3のメッセージについて知りたい。 | 7章 |
障害発生時の対処方法について知りたい。 | 8章 |
このマニュアルで使用する記号
このマニュアルで使用する記号を次に示します。
記 号 | 意 味 |
---|---|
[ ] | ウィンドウ,タブ,メニュー,ダイアログボックス,ダイアログボックスのボタン,ダイアログボックスのチェックボックスなどを示します。 (例) [メイン]ウィンドウ [エージェント]タブ |
パラメーターの指定の個所では,省略可能なパラメーターであることを示します。 (例) [users=UNIXユーザー名] [groups=UNIXグループ名] | |
太字 | 重要な用語,または利用状況によって異なる値であることを示します。 |
このマニュアルの数式中で使用する記号
このマニュアルの数式中で使用する記号を次に示します。
記号 | 意 味 |
---|---|
* | 乗算記号を示します。 |
/ | 除算記号を示します。 |
図中で使用する記号
このマニュアルの図中で使用する記号を次のように定義します。
フォルダおよびディレクトリの統一表記
このマニュアルでは,Windowsで使用されている「フォルダ」とUNIXで使用されている「ディレクトリ」とが同じ場合,原則として,「ディレクトリ」と統一表記しています。
このマニュアルでのコマンドの表記
Performance Management 09-00以降では,08-51以前のコマンドと互換性を持つ新形式のコマンドが追加されました。このため,このマニュアルではコマンドを次のように表記しています。
新形式のコマンドを使用できるのは,PFM-Agentの同一装置内の前提プログラム(PFM - ManagerまたはPFM - Base)のバージョンが09-00以降の場合です。なお,前提プログラムのバージョンが09-00以降の場合でも,08-51以前のコマンドは使用できます。