付録K IPv4環境とIPv6環境での通信について

PFM - Agent for JP1/AJS3では,ネットワーク構成がIPv4環境だけでなくIPv6デュアルスタック環境にも対応しています。そのため,IPv4環境とIPv6環境が混在するネットワーク構成でも,PFM - Agent for JP1/AJS3を運用できます。

ただし,IPv6環境での動作は,PFM - Base またはPFM - Manager,および監視対象のJP1/AJS3がすべて10-00以降であり,PFM - Agent for JP1/AJS3およびPFM - Managerが導入されているホストのOSが,Windows Server 2008 R2またはLinuxの場合に限ります。

図K-1 IPv4環境とIPv6環境での通信の適用範囲

[図データ]

IPv6環境で通信を有効にするには,jpcconf ipv6 enableコマンドを実行する必要があります。jpcconf ipv6 enableコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。また,jpcconf ipv6 enableコマンドを実行する条件やタイミングについては,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」のIPv6環境が含まれる場合のネットワーク構成例について説明している章を参照してください。