HiRDB Server Status（PD_SVST）レコードには，サーバの稼働状態についての，ある時点での状態を示すパフォーマンスデータが格納されます。このレコードは，複数インスタンスレコードです。HiRDBユニットおよびサーバごとに1行作成されます。

注意

• HiRDBの性能に影響を与えないために，Collection Intervalは少なくとも60秒以上に設定してください。
• サーバまたはユニットの構成を変更した場合，最新の構成を反映するためにエージェントを再起動してください。
• Statusフィールドの値で，STOP（SYS）およびSTOP（UNIT）はHiRDBのpdls -d svrコマンドが出力しない情報をPFM - Agent for HiRDBが補完しています。
• 稼働OSがWindowsで，かつIPアドレス引き継ぎなしのスタンバイ型系切り替えまたは1：1スタンバイレス型系切り替えのユニットの場合，07-00より前のバージョンでは，Active Host（ACTIVE_HOST）とActive Unit ID（ACTIVE_UNIT_ID）は空白となります。

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	3600	○
Collection Offset	120	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

• PD_SVST_SERVER_NAME
• PD_SVST_UNIT_ID

サーバの作成から削除まで。

• 固定部：681バイト
• 可変部：105バイト

各項目の詳細については，マニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」のpdls -d svrコマンドの実行結果の説明を参照してください。

PFM - View名 （PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
Active Host （ACTIVE_HOST）	実行系のホスト名。	−	string(33)	No	pdls -d svrのHOSTNAME値 pdls -d haのSTATUSがONLであるINITIAL-HOST値またはRESERVED-HOST値 pdsys
Active Unit ID （ACTIVE_UNIT_ID）	実行系のユニット識別子。	−	string(5)	No	pdls -d svrのUNITID値
Host （HOST）	現用系のホスト名。	−	string(33)	No	pdls -d svrのHOSTNAME値 pdsys
Interval （INTERVAL）	情報が収集される間隔（秒）。	−	ulong	No	Agent Collector
Record Time （RECORD_TIME）	レコードが作成された時刻。	−	time_t	No	Agent Collector
Record Type （SZRECORDTYPE）	レコードタイプ識別子。	−	char(8)	No	Agent Collector
Server Name （SERVER_NAME）	サーバ名。 ユニットの状態を表す場合は********が表示される。	−	string(9)	No	pdls -d svrのSVID値 pdsys
Start Time （START_TIME）	各サーバ/ユニットの起動時刻。 該当サーバまたはユニットが停止中の場合は999999が表示される。	−	string(9)	No	pdls -d svrのSTARTTIME値
Status （STATUS）	サーバ/ユニット状態。指定できる値は次のとおり。 ACTIVE，STOP，STOP（N），STOP（F），STOP（A），START（I），SUSPEND，STARTING，STOPPING，TRNPAUSE，STOP（SYS），STOP（UNIT）※1	−	string(11)	No	pdls -d svrのSTATUS値
Unit ID （UNIT_ID）	現用系のユニット識別子。	−	string(5)	No	pdls -d svrのUNITID値 pdsys

注※1

STOP（SYS）およびSTOP（UNIT）はpdls -d svrから状態が取得できない場合，次のように設定されます。

STOP（SYS）：

HiRDBシステム全体が停止中の場合，HiRDBシステム定義上にあるすべてのHiRDBユニットおよびHiRDBサーバについて設定されます。

STOP（UNIT）：

HiRDBシステムは停止していないがHiRDBサーバの状態がまったく表示されない場合，HiRDBユニットにHiRDBシステム定義上にあるすべてのHiRDBサーバについて設定されます。