トラブルが発生した場合にメモリーダンプおよびクラッシュダンプが必要となることがあります。トラブル発生時にこれらのダンプを採取する場合は,あらかじめメモリーダンプおよびクラッシュダンプが出力されるように,次の設定をしてください。
- メモリーダンプの出力設定
- ここでは,Windows Server 2003の場合の設定方法を説明します。Windows Server 2008では設定する必要はありません。
- [コントロールパネル]から[システム]をダブルクリックする。
- [詳細設定]ページの[起動と回復]の[設定]ボタンをクリックする。
- [デバッグ情報の書き込み]で,[完全メモリダンプ]を選択し,出力先のファイルを指定する。
- 注意
- メモリーダンプのサイズは,実メモリーのサイズによって異なります。搭載している物理メモリーが大きいと,メモリーダンプのサイズも大きくなります。メモリーダンプを採取できるだけのディスク領域を確保してください。詳細は,OS付属のドキュメントを参照してください。
- クラッシュダンプの出力設定
- ここでは,Windows Server 2003の場合の設定方法を説明します。Windows Server 2008では設定する必要はありません。
- スタートメニューから[ファイル名を指定して実行]を選択する。
- テキストボックスに「drwtsn32」と入力し,[OK]ボタンをクリックする。
ワトソン博士のダイアログボックスが開きます。
- [クラッシュ ダンプ ファイルの作成]チェックボックスをチェックし,[クラッシュダンプ]テキストボックスに出力先のファイルを指定する。
- [OK]ボタンをクリックする。
- 注意
- クラッシュダンプに出力される情報はJP1だけでなく,ほかのアプリケーションプログラムのトラブル情報も出力されます。また,クラッシュダンプが出力されると,その分ディスク容量が圧迫されます。クラッシュダンプが出力されるように設定する場合は,十分なディスク領域を確保しておいてください。