Procedure Cache Detail（PD_PCAC）レコードは，プロシージャキャッシュに関する情報を示します。レコードは1件だけ作成されます。

プロシージャキャッシュとは，最近使用されたプロシージャを格納するメモリー領域のことです。プロシージャの作成とクエリのコンパイルでも，プロシージャキャッシュが使用されます。

項目	デフォルト値	変更可否
Collection Interval	60	○
Collection Offset	0	○
Log	No	○
LOGIF	空白	○

なし

Microsoft SQL Serverインスタンスの開始から停止まで。

• 固定部：761バイト
• 可変部：0バイト

PFM - View名 （PFM - Manager名）	説明	要約	形式	デルタ	データソース
Max Proc Buffers Active % （MAX_PROCEDURE_BUFFERS_ACTIVE_PCT）	監視期間中に実行中のストアドプロシージャで使用された，プロシージャキャッシュスロット数の割合の最大値。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Max Proc Buffers Used % （MAX_PROCEDURE_BUFFERS_USED_PCT）	監視期間中に使用された，プロシージャキャッシュスロット数の割合の最大値。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Max Proc Cache Active % （MAX_PROCEDURE_CACHE_ACTIVE_PCT）	監視期間中に実行中のストアドプロシージャで使用された，プロシージャキャッシュサイズの割合の最大値。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Max Proc Cache Used % （MAX_PROCEDURE_CACHE_USED_PCT）	監視期間中に使用された，プロシージャキャッシュサイズの割合の最大値。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Proc Buffers Active % （PROCEDURE_BUFFERS_ACTIVE_PCT）	監視期間中に実行中のストアドプロシージャで使用された，プロシージャキャッシュスロット数の割合。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Proc Buffers Used % （PROCEDURE_BUFFERS_USED_PCT）	監視期間中に使用された，プロシージャキャッシュスロット数の割合。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Proc Cache Active % （PROCEDURE_CACHE_ACTIVE_PCT）	監視期間中に実行中のストアドプロシージャで使用された，プロシージャキャッシュサイズの割合。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Proc Cache Size （PROCEDURE_CACHE_SIZE）	プロシージャキャッシュ全体のサイズ。ページ単位（1ページは8キロバイト）。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Proc Cache Used % （PROCEDURE_CACHE_USED_PCT）	監視期間中に使用された，プロシージャキャッシュサイズの割合。	−	double	No	DBCC PROCCACHE
Record Time （RECORD_TIME）	インターバル終了日時。グリニッジ標準時形式。	−	time_t	No	Agent Collector
Record Type （INPUT_RECORD_TYPE）	レコード種別。常に「PCAC」。	−	char(8)	No	Agent Collector
Start Time （START_TIME）	インターバル開始日時。グリニッジ標準時形式。	−	time_t	No	Agent Collector
Total Proc Buffers （TOTAL_PROCEDURE_BUFFERS）	プロシージャキャッシュ内にあるプロシージャキャッシュスロットの数（割り当て済みプロシージャキャッシュの割合に基づいた固定値）。	−	double	No	DBCC PROCCACHE