連合データベースサーバとは,複数のノードにわたるテーブルを行方向に分割して分散パーティションビューを作成する機能です。この機能は,大規模なWebサイトまたは企業のデータ処理をサポートするために,ノードのグループを連携して動作させるときに使用します。
PFM - Agent for Microsoft SQL Serverが連合データベースサーバのシステムを監視する場合,連合データベースサーバの各ノードで運用します。連合データベースサーバでPFM - Agent for Microsoft SQL Serverを運用する場合は,次の図のような構成で運用します。
図3-2 連合データベースサーバでのPFM - Agent for Microsoft SQL Serverの構成例
各ノードでは固有のインスタンス名を持つMicrosoft SQL Serverが動作しています。各ノードではMicrosoft SQL Serverのインスタンスを監視します。
単体のノードと同様に,各ノードでPFM - Agent for Microsoft SQL Serverをセットアップし,各ノードのMicrosoft SQL Serverインスタンスを監視する構成にします。この場合もクラスタソフトには登録しません。