Hitachi

JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


7.6.2 定義内容

〈この項の構成〉

(1) XML宣言,文書型宣言

1行目には,XML宣言を,2行目には,文書型宣言を記述します。次に示すとおりに記述してください。

<?xml version="1.0" encoding="エンコード種類" standalone="no"?>
<!DOCTYPE COMMAND_LIST SYSTEM "espcommand.dtd">
注※

エンコード種類として次のどれかを指定します。

コマンド登録ファイルは,必ずここで指定したエンコード種類で記述してください。

  • Shift_JIS

  • UTF-8

  • US-ASCII

(2) XML定義内容

表7‒28 XML定義内容

XMLタグ

必須

タグの役割,指定する値

<COMMAND_LIST>・・・</COMMAND_LIST>

ユーザー定義コマンドの一覧を示すタグです。1つ以上の<COMMAND>タグを含みます。</COMMAND>タグの直後に,別の<COMMAND>タグを開始できます。

<ESP_NAME/>

必ず定義してください。

<COMMAND>・・・</COMMAND>

ユーザー定義コマンドを設定するタグです。<USER_COMMAND_ID>タグ,<USER_COMMAND>タグ,および<EXECUTION_TIME>タグを含みます。

<USER_COMMAND_ID>・・・</USER_COMMAND_ID>

((1〜100))

ユーザー定義コマンドを識別するためのユーザー定義IDを指定します。

<USER_COMMAND>・・・</USER_COMMAND>

((512バイト以内の文字列))

ユーザー定義コマンドを指定します。オプションが必要なコマンドはオプションも含めて1行で記述します。

<EXECUTION_TIME>・・・</EXECUTION_TIME>

このタグを指定した場合は,ユーザー定義コマンドの実行に掛かった時間(起動してから終了するまで)を応答性能情報とする場合に指定します。指定しない場合は,ユーザー定義コマンドが標準出力に出力した値を応答性能情報とします。

(凡例)

○:必須項目

−:オプション項目