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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


6.3.3 [名前を付けて保存]画面

定義,編集したWebトランザクション情報を,名前を付けて保存する画面です。[Web Recorder](メイン)画面で[トランザクション]−[名前を付けて保存]を選択すると表示されます。

図6‒20 [名前を付けて保存]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[Webトランザクションファイル名]

保存先のWebトランザクションファイル名を255バイト以内で指定します。既存のWebトランザクションファイルに保存する場合は,プルダウンメニューから選択することもできます。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。なお,1つのPFM - Agent for Service Responseで計測するWebトランザクションは,1つのWebトランザクションファイルに保存することをお勧めします。異なるPFM - Agent for Service Responseで計測するWebトランザクションは,必ず異なるWebトランザクションファイルに保存してください。

Webトランザクションファイルは,次のフォルダに格納されます。

インストール先フォルダ\agtv\probe\webtrans配下

[Webトランザクション名]

Webトランザクション名を255バイト以内で指定します。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。また,Webトランザクション名には,半角の「|(ストローク)」は使用できません。なお,Webトランザクション名は,同じWebトランザクションファイルの中で一意の名称になるように指定してください。

[コメント]

コメントを255バイト以内で設定します。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。この項目は省略できます。

[Webトランザクションファイルのエンコード]

Webトランザクションファイルのエンコードを指定します。プルダウンメニューから,「Shift_JIS」,「EUC-JP」,「ISO-2022-JP」,「UTF-8」または「US-ASCII」のどれかを選択してください。

[名前を付けて保存]画面の表示時のデフォルトを次に示します。

Webトランザクションを新規に作成している場合

[Webトランザクションの作成]画面で指定したエンコード

ファイルを開いている場合

ファイルのXML宣言文での設定値

ここで指定したエンコードは,Webトランザクションファイル1行目のXML宣言文に反映されます。

注意事項

Web Recorderで自動記録されるメッセージボディは,送受信データがそのまま記録されます。

また,URLやタイトルなどのページ情報はShift_JISで記録されるため,この項目で指定した文字セットと一致しない場合があります。

その場合は,Webトランザクションファイルが,この項目で指定した文字セットで記載されるよう修正してください。