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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


2.5.1 バックアップ

バックアップはファイルをコピーするなど,任意の方法で取得してください。手動でファイルをコピーする場合は,PFM - Agent for Service Responseのサービスを停止した状態で行ってください。バックアップスクリプトを用いて取得する場合は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のバックアップとリストアについて説明している章を参照してください。

注意事項

PFM - Agent for Service Responseのバックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。製品バージョン番号の詳細については,リリースノートを参照してください。

また,バックアップ取得中はバックアップ対象ファイルの変更を行わないでください。バックアップ対象ファイルが正しくバックアップされません。

次のような操作をした場合,バックアップ対象ファイルが変更されます。

  • テキストエディターなどのユーティリティによる変更

  • Web Consoleを操作することによる計測条件の登録・削除・変更

  • IEレコーダを操作することによる計測条件の登録または計測条件ファイルの編集

  • IEレコーダやWebレコーダによるIEシナリオファイルまたはWebトランザクションファイルの変更

  • esppasswdコマンドによるパスワードファイルの変更

次の表に,PFM - Agent for Service Responseの設定情報のバックアップ対象ファイルを示します。

表2‒7 PFM - Agent for Service Responseのバックアップ対象ファイル(任意の方法で取得する場合)

ファイル名

内容

インストール先フォルダ\agtv\agent\*.iniファイル

Agent Collectorサービスの設定ファイル

インストール先フォルダ\agtv\store\*.iniファイル

Agent Storeサービスの設定ファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\conf下のファイル

各設定ファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\task下のファイル

計測条件登録ファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\passwd下のファイル

パスワードファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\iescena下のファイル

IEシナリオファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\webtrans下のファイル

Webトランザクションファイル

インストール先フォルダ\agtv\probe\user下のファイル

ユーザー定義コマンド

インストール先フォルダ\agtv\probe\cert下のファイル

証明書

共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\agent\*.iniファイル

Agent Collectorサービスの設定ファイル(クラスタ構成時だけ)

共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\store\*.iniファイル

Agent Storeサービスの設定ファイル(クラスタ構成時だけ)

共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\probe\task\esp下のファイル

計測条件登録ファイル(クラスタ構成時だけ)