2.5.1 バックアップ
バックアップはファイルをコピーするなど,任意の方法で取得してください。手動でファイルをコピーする場合は,PFM - Agent for Service Responseのサービスを停止した状態で行ってください。バックアップスクリプトを用いて取得する場合は,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」のバックアップとリストアについて説明している章を参照してください。
- 注意事項
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PFM - Agent for Service Responseのバックアップを取得する際は,取得した環境の製品バージョン番号を管理するようにしてください。製品バージョン番号の詳細については,リリースノートを参照してください。
また,バックアップ取得中はバックアップ対象ファイルの変更を行わないでください。バックアップ対象ファイルが正しくバックアップされません。
次のような操作をした場合,バックアップ対象ファイルが変更されます。
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テキストエディターなどのユーティリティによる変更
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Web Consoleを操作することによる計測条件の登録・削除・変更
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IEレコーダを操作することによる計測条件の登録または計測条件ファイルの編集
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IEレコーダやWebレコーダによるIEシナリオファイルまたはWebトランザクションファイルの変更
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esppasswdコマンドによるパスワードファイルの変更
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次の表に,PFM - Agent for Service Responseの設定情報のバックアップ対象ファイルを示します。
ファイル名 |
内容 |
---|---|
インストール先フォルダ\agtv\agent\*.iniファイル |
Agent Collectorサービスの設定ファイル |
インストール先フォルダ\agtv\store\*.iniファイル |
Agent Storeサービスの設定ファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\conf下のファイル |
各設定ファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\task下のファイル |
計測条件登録ファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\passwd下のファイル |
パスワードファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\iescena下のファイル |
IEシナリオファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\webtrans下のファイル |
Webトランザクションファイル |
インストール先フォルダ\agtv\probe\user下のファイル |
ユーザー定義コマンド |
インストール先フォルダ\agtv\probe\cert下のファイル |
証明書 |
共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\agent\*.iniファイル |
Agent Collectorサービスの設定ファイル(クラスタ構成時だけ) |
共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\store\*.iniファイル |
Agent Storeサービスの設定ファイル(クラスタ構成時だけ) |
共有ディスク上のフォルダ\jp1pc\agtv\probe\task\esp下のファイル |
計測条件登録ファイル(クラスタ構成時だけ) |