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JP1 Version 10 JP1/Performance Management - Agent Option for Service Response


2.4.4 欠落データ補間の設定

Agent Collectorの収集間隔とProbe DaemonおよびIE Probe Daemonの計測間隔の設定によっては,パフォーマンスデータが部分的に格納されないで,欠落する場合があります。

ここでは,このような欠落データを直前に収集したデータによって補間するかどうかを設定する方法について説明します。どのような場合にデータの欠落が発生するかについては,「4.2.2(2) Agent Collectorによる収集間隔の設定で考慮が必要な事項」を参照してください。

欠落データを補間するかどうかは,Data Interpolationプロパティで設定します。設定手順を次に示します。

  1. 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。

    [メイン]画面が表示されます。

  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[サービス階層]タブを選択する。

    [サービス階層]画面が表示されます。

  3. ナビゲーションフレームからエージェントを選択する。

    [プロパティ]画面が表示されます。

  4. [Agent]ツリーを選択する。

  5. Data Interpolationプロパティの値を選択する。

    補間する場合は「Yes」を,補間しない場合は「No」を指定します。デフォルトはNoが設定されています。

  6. [OK]ボタンをクリックする。

    参考

    データ欠落が発生しないように,Agent Collectorの収集間隔とProbe DaemonおよびIE Probe Daemonの計測間隔を適切に設定することを推奨します。