11.4.1 トラブルシューティング時に採取するOSのログ情報

OSに関する次のログ情報の採取が必要です。OSのログ情報を次の表に示します。

表11-4 OSのログ情報

情報の種類概要デフォルトのファイル名jpcrasコマンドでの採取
システムログsyslog
  • HP-UXの場合
    /var/adm/syslog/syslog.log
  • Solarisの場合
    /var/adm/messages*
  • AIXの場合
    /var/adm/syslog*
  • Linuxの場合
    /var/log/messages*
※1
プロセス情報プロセスの一覧
システムファイル
OS情報
hostsファイル/etc/hosts
/etc/inet/ipnodes※2※3
servicesファイル/etc/services
パッチ情報
カーネル情報
バージョン情報
ネットワークステータス
環境変数
ホスト名
ダンプ情報coreファイル※4
(凡例)
○:採取できる
-:該当しない
注※1
デフォルトのパスおよびファイル名以外に出力されるように設定されているシステムでは,収集できません。手動で収集してください。
注※2
/etc/inet/ipnodesファイルはSolarisだけに存在するファイルです。/etc/hostsファイルと一緒に収集してください。
注※3
PFM - Manager 08-50以降またはPFM - Base 08-50以降のjpcrasコマンドだけで収集できます。
注※4
HP-UX 11i V3 (IPF)では,coreadmコマンドによってcoreファイルの名称を任意に変更できます。ファイル名の先頭が「core」以外に変更されたファイルについては,jpcrasコマンドでは収集できません。手動で収集してください。