JP1/Performance Management - Agent Option for Platform(Windows(R)用)

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TCP Version 6 OverviewPI_TCP6

機能

TCP Version 6 Overview(PI_TCP6)レコードには,インターネットプロトコルバージョン6のTCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合やTCPの接続数などについての,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されます。

デフォルト値および変更できる値

項目 デフォルト値 変更可否
Collection Interval 60
Collection Offset 0
Log No
LOGIF 空白
注※
指定できる値は,0〜32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。

ODBCキーフィールド

なし

ライフタイム

なし

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名
(PFM-Manager名)
説明 要約 形式 デルタ サポート対象外 データソース
Conn Failures(CONNECTION_FAILURES) OS起動後に,TCP接続がSYN-SENT状態またはSYN-RCVD状態からCLOSED状態へ直接移行した回数と,TCP接続がSYN-RCVD状態からLISTEN状態に直接移行した回数の合計値。※ AVG ulong No
Conns Active(CONNECTIONS_ACTIVE) OS起動後に,TCP接続がCLOSED状態からSYN-SENT状態に直接移行した回数。※ AVG ulong No
Conns Established(CONNECTIONS_ESTABLISHED) ESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態のどちらかだったTCP接続数の合計値。※ AVG ulong No
Conns Passive(CONNECTIONS_PASSIVE) OS起動後に,TCP接続がLISTEN状態からSYN-RCVD状態に直接移行した回数。※ AVG ulong No
Conns Reset(CONNECTIONS_RESET) OS起動後に,TCP接続がESTABLISHED状態またはCLOSE-WAIT状態からCLOSED状態に直接移行した回数。※ AVG ulong No
Interval(INTERVAL) レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。
リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。
ADD ulong No RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0)
Record Time(RECORD_TIME) レコードが作成された時刻。 COPY time_t No
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) レコード名。常に「TCP6」。 COPY char(8) No
Segments Rcvd/sec(SEGMENTS_RECEIVED_PER_SEC) セグメントを受信した割合(/秒)。エラー受信,および確立された接続上にあるものを含む。 AVG float No
Segments Retransmitted/sec(SEGMENTS_RETRANSMITTED_PER_SEC) 以前に転送された1バイト以上のデータが入っているセグメントを再転送した割合(/秒)。 AVG float No
Segments Sent/sec(SEGMENTS_SENT_PER_SEC) セグメントが送信された割合(/秒)。接続しているセグメントは含まれるが,再送バイトを含むセグメントは含まれない。 AVG float No
Segments/sec(SEGMENTS_PER_SEC) TCPプロトコルを使用してTCPセグメントが送受信された割合(/秒)。 AVG float No