Application Summary ExtensionPD_APP2

機能

Application Summary Extension(PD_APP2)レコードには,Application Process Overview(PD_APS)レコードおよびApplication Service Overview(PD_ASVC)レコードに格納されるレコードを,アプリケーションを単位に,ある時点での状態で要約したパフォーマンスデータが格納されます。アプリケーションごとに1件のレコードが格納されます。このレコードは,複数インスタンスレコードです。

注意
アプリケーションの定義を変更するには,PFM - Web Consoleから設定を変更する必要があります。

デフォルト値および変更できる値

項目デフォルト値変更可否
Collection Interval60
Collection Offset0
LogNo
LOGIF空白
注※
指定できる値は,0~32,767秒(Collection Intervalで指定した値の範囲内)です。これは,複数のデータを収集する場合に,一度にデータの収集処理が実行されると負荷が集中するので,収集処理の負荷を分散するために使用します。なお,データ収集の記録時間は,Collection Offsetの値に関係なく,Collection Intervalと同様の時間となります。

ODBCキーフィールド

PD_APP2_APPLICATION_NAME

ライフタイム

PFM - Web Consoleでアプリケーション定義が追加されたときから,削除されるまで。

レコードサイズ

フィールド

PFM-View名
(PFM-Manager名)
説明要約形式デルタサポート対象外データソース
Application Exist(EXIST)プロセス監視の設定で指定されたアプリケーションの状態。NORMAL,ABNORMALを表示する。
アプリケーションの状態は,監視対象に指定した監視対象の状態を基にして得られた結果。
監視対象の状態を確認するには,PD_APPDレコードで表示されているMonitoring Statusを参照する。
NORMAL:監視対象のうちのどれかの状態がNORMAL。
ABNORMAL:監視対象の状態がすべてABNORMAL。
string(10)No
Application Name(APPLICATION_NAME)プロセス監視の設定で指定された名前。string(64)No
Application Status(STATUS)プロセス監視の設定で指定されたアプリケーションの状態。NORMAL,ABNORMALを表示する。
アプリケーションの状態は,監視対象に指定した監視対象の状態を基にして得られた結果。
監視対象の状態を確認するには,PD_APPDレコードで表示されているMonitoring Statusを参照する。
NORMAL:監視対象の状態がすべてNORMAL。
ABNORMAL:監視対象のうちのどれかの状態がABNORMAL。
string(10)No
Case Sensitive(CASE_SENSITIVE)大文字と小文字の区別。
Yes:区別する。
No:区別しない。
string(4)No
Interval(INTERVAL)Application Summary Extension(PD_APP2)レコードが格納されたインターバルの秒数。常に「0」。ulongNo
Record Time(RECORD_TIME)レコードが作成された時刻。time_tNo
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE)レコード名。常に「APP2」。char(8)No