Generic Data Interval(PI_GENI)
機能
Generic Data Interval(PI_GENI)レコードは,ユーザーが定義した,ある一定の時間を単位としたパフォーマンスデータが格納されるユーザーレコードです。収集したいオブジェクトのすべてのパフォーマンスデータを格納するのではなく,特定のパフォーマンスデータだけを格納できるため,オーバーヘッドとディスク領域を節約できます。
パフォーマンスデータの種類に応じて,次の2つのフィールドのどちらか1つにデータが格納されます。
このレコードは,複数インスタンスレコードです。
デフォルト値および変更できる値
項目 | デフォルト値 | 変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval | 60 | ○ |
Collection Offset※ | 0 | ○ |
Log | No | ○ |
LOGIF | 空白 | ○ |
ODBCキーフィールド
ライフタイム
収集データ追加ユーティリティでレコード追加からレコード削除まで。
レコードサイズ
フィールド
PFM-View名 (PFM-Manager名) | 説明 | 要約 | 形式 | デルタ | サポート対象外 | データソース |
---|---|---|---|---|---|---|
Counter Name(COUNTER_NAME) | カウンタ名。 | COPY | string(256) | No | - | パフォーマンスコンソールのカウンタ名 |
Data Type(DATA_TYPE) | レコードに蓄積されたデータの種類。正常値は次のとおり。 ・DOUBLE ・STRING | COPY | string(12) | No | - | - |
Double(DOUBLE_DATA) | 実数型または整数型で表示される値。 | AVG | double | No | - | - |
Float(FLOAT_DATA) | 常に「0」。 | AVG | float | No | - | - |
Instance(INSTANCE) | インスタンス名。 シングルインスタンスのオブジェクトの場合,空白で表示される。 | COPY | string(256) | No | - | パフォーマンスコンソールのインスタンス名 |
Integer(INTEGER_DATA) | 常に「0」。 | AVG | ulong | No | - | - |
Interval(INTERVAL) | レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,最後に格納した値を表示する。 | COPY | ulong | No | - | RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) |
Interval2(INTERVAL2) | レコードが格納された収集間隔の時間(秒単位)。 リアルタイムレポートの場合,最初の値は「5」。履歴レポートで要約した場合,要約したレコードの合計を表示する。 | ADD | ulong | No | - | RECORD_TIME (T1) - RECORD_TIME (T0) |
Object Name(OBJECT_NAME) | オブジェクト名。 | COPY | string(256) | No | - | パフォーマンスコンソールのオブジェクト名 |
Record Time(RECORD_TIME) | レコードが作成された時刻。 | COPY | time_t | No | - | - |
Record Type(INPUT_RECORD_TYPE) | レコード名。デフォルトのレコード名は「GENI」。 | COPY | char(8) | No | - | - |
String Data(STRING_DATA) | 整数型の値を16進数(0x)形式で文字列表示する。 | COPY | string(256) | No | - | - |