付録J JP1/ITSLMとの連携

PFM - Agent for Platformは,JP1/ITSLMと連携することによって,監視を強化できます。

PFM - Agent for Platformは,JP1/ITSLM上での監視を実現するために,JP1/ITSLM用のデフォルト監視項目をPFM - Managerに提供します。

複数インスタンスレコードの場合,キーに指定した値と一致したレコードを収集します。収集対象とするキーについては,各レコードの収集結果を確認してください。

表J-1 PFM - Agent for PlatformがPFM - Managerに提供するデフォルト監視項目

JP1/ITSLMでの表示名説明レコード
(レコードID)
キー
(PFM - Manager名)
フィールド名
CPU Usageプロセッサの使用率(%)。System Overview
(PI)
PCT_TOTAL_PROCESSOR_TIME
Available Memory物理メモリー領域の未使用サイズ(メガバイト単位)。System Overview
(PI)
AVAILABLE_BYTES
Logical Disk Free Size論理ディスクの未使用領域(メガバイト単位)。Logical Disk Overview
(PI_LOGD)
ID(INSTANCE)FREE_MEGABYTES
Disk Busy %ディスクが読み込みまたは書き込み要求の処理で,ビジーの状態であった時間の割合(%)。Physical Disk Overview
(PI_PHYD)
ID(INSTANCE)PCT_DISK_TIME
Network Bytesネットワークインターフェースで送受信されるデータ量の割合(バイト/秒)。Network Interface Overview
(PI_NETI)
Instance(INSTANCE)BYTES_TOTAL_PER_SEC
(凡例)
-:なし

デフォルト監視項目をPFM - Managerに提供するためには,セットアップファイルをコピーして,セットアップコマンドを実行する必要があります。詳細は,「4.4.1 PFM - ManagerおよびPFM - Web ConsoleへのPFM - Agent for Platformの登録」を参照してください。