監視対象となるプロセス名またはサービス名について,大文字と小文字を区別するかどうかを設定できます。デフォルトでは大文字と小文字が区別されません。
監視対象の大文字と小文字を区別するかどうかは,次の手順で変更します。
- 監視コンソールのWebブラウザからPFM - Web Consoleにログインする。
[メイン]画面が表示されます。
- [メイン]画面のナビゲーションフレームの[サービス階層]タブを選択する。
[サービス階層]画面が表示されます。
- サービス階層からホスト名<Windows>(Agent Collectorサービス)を選択する。
選択したAgent Collectorサービスにチェックマークが表示されます。
- メソッドフレームの[プロパティ]メソッドを選択する。
[サービスのプロパティ]画面が表示されます。
- [Advanced application monitoring]-[Application monitoring setting]ツリーを選択する。
インフォメーションフレームの下部に,プロパティ情報の入力画面が表示されます。
- Case Sensitiveプロパティの値を変更する。
次のどちらかを選択します。
- Yes:大文字と小文字を区別する
- No:大文字と小文字を区別しない
- [OK]ボタンをクリックする。
設定が反映されます。
Case Sensitiveプロパティの値による動作の違いについて,次の表に例を示します。
表5-9 Case Sensitiveプロパティの値による動作の違い
稼働しているプロセス名 | MonitoringXX Conditionプロパティの設定値 | Case Sensitiveプロパティの設定値 | プロセス数 |
---|
ProcessA PROCESSA | ProcessA | Yes | 1 |
No | 2 |
PROCESSA | Yes | 1 |
No | 2 |
processa | Yes | 0 |
No | 2 |
- (凡例)
- Yes:大文字と小文字を区別します。
- No:大文字と小文字を区別しません。
ここでは,PFM - Agentホストで「ProcessA」,「PROCESSA」の2種類のプロセスが稼働している環境で,MonitoringXX ConditionプロパティおよびCase Sensitiveプロパティの設定値による,稼働していると判定されるプロセス数の違いを示しています。
- 注意
- Case Sensitiveプロパティの設定は,すべてのアプリケーション定義に影響します。Case Sensitiveプロパティの設定を変更した場合,既存のアプリケーション定義を見直してください。