PFM - Agent for Platformを使用すると,Windowsのシステムリソースなどのパフォーマンスデータが収集できます。PFM - Agent for Platformでは,パフォーマンスデータは,次のように利用できます。
- Windowsの稼働状況を表示するパフォーマンスデータは,PFM - Web Consoleを使用して,「レポート」と呼ばれるグラフィカルな形式に加工し,表示できます。レポートによって,Windowsの稼働状況がよりわかりやすく分析できるようになります。レポートには,次の種類があります。
- リアルタイムレポート
監視しているWindowsの現在の状況を示すレポートです。主に,システムの現在の状態や問題点を確認するために使用します。リアルタイムレポートの表示には,収集した時点のパフォーマンスデータが直接使用されます。
- 履歴レポート
監視しているWindowsの過去から現在までの状況を示すレポートです。主に,システムの傾向を分析するために使用します。履歴レポートの表示には,PFM - Agent for Platformのデータベースに格納されたパフォーマンスデータが使用されます。
- 問題が起こったかどうかの判定条件として使用する
収集されたパフォーマンスデータの値が何らかの異常を示した場合,ユーザーに通知するなどの処置を設定できます。